ヨガなんて無理だと感じる日もある。足が体から遠く離れているような、無反応な感じがする。でも、レッスンを重ねるごとに、そして小さな進歩を重ねるごとに、私の柔軟性は少しずつ向上しているのだと信じるしかない。
先生のコメント
ストレッチやワークアウトは表面運動で瞬発力を生かした柔軟運動の側面があります。そういった柔軟性は元に戻ってしまうのも早いものです。
反対に時間をかけて身体を伸ばすヨガでゆっくり育まれた筋肉や腱は、長い間その柔軟性を保ちます。ヨガのプラクティスでは柔軟性があるから良い/悪いということはなく、硬くても柔らかくても、どのように自分のカラダが動くのか観察することが大切です。
もちろん柔軟性が向上することでポーズもやりやすくなり、体内の水分や血流のバランス、循環が良くなり、脳にまで影響し思考が広がったり、ストレスを軽減されるという効果も。毎日歯磨きする感覚で、習慣化できるといいですね。