デューク・カハナモク(サーフィン)|ターザンのスクラップブック

真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。

文/トロピカル松村 写真/アフロ

デューク・カハナモク
DX8RD4 Duke Kahanamoku, the father of modern surfing, standing on a beach in Hawaii with his wooden surfboard, c1912-1915.
デューク・カハナモク(1890-1968)|ハワイ
(サーフィン)

1912年ストックホルム五輪、1920年アントワープ五輪の100m自由形で金メダルを獲り、1924年のパリ五輪でも100m自由形で銀メダルを獲得。輝かしい実績を持つトップスイマーだが、それよりもサーフィンをアメリカ社会に流行させた“近代サーフィンの父”として世界に知られている。かつて彼が使用していたハワイアンコアで作られたボードの重さは30kgから重いもので50kgほど。類いまれなるウォーターマンであったことが見て取れる。ハワイ・オアフ島、ワイキキビーチには彼の大きな銅像が立っていて、ハワイのシンボルのひとつとされている。