ヨガと気づき|vol.2

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン

エイドリアン・ホーガンのイラスト

ヨガを始めたばかりの頃。私の目標は、ただつま先に触れられるようになることでした。「ヨガマスター」になる必要も、マントラ? 瞑想? いずれも気にしたことはありません。驚いたことに、ヨガをはじめてわずか3ヵ月後には、つま先に触れるだけでなく、手のひら全体を床につけることができるようになりました。今の私がヨガを続ける大きな理由と目標は、80代になっても自分で下着や靴下を着用できる身体であり続けることです。

先生のコメント

身体が硬い人は、もともと柔らかい人よりも身体の変化に気づきやすいですよね。硬くなっている筋肉や関節は無意識のうちにエネルギーや血流をブロック。代謝が悪くなり、免疫力も低下してしまうことも。先ずは日常生活にヨガを取り入れる時間をつくって、無理のない程度でポーズを数ヶ月続けてみる。ヨガをはじめたばかりのほうが地道な努力が効果として感じやすいのも楽しいはずです。

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