日常の活動量アップにも。走れるタウンユースシューズ5選
ランニングシューズの機能面は年々向上し、足へのフィット感はもちろん、デザインもアップデートされている。ランニングを継続できるか心配な人も、街履きしやすいデザインと機能を備えたシューズなら活用範囲が広く安心! ランをサポートしてくれるだけでなく、日常の活動量も増やしてくれる5足をご紹介しよう。
取材・文/神津文人 撮影/安田光優
初出『Tarzan』No.874・2024年2月22日発売
目次
BROOKS《GHOST MAX》
名作《ゴースト》を厚底仕様に!クッション性と安定性を両立
米国生まれの老舗ランニングシューズブランド〈ブルックス〉。人気モデル《ゴースト》の厚底バージョンとして登場した《ゴーストマックス》は、ランニングだけでなく、ウォーキング、タウンユースにも適している。グライドロールロッカーというソール構造により、足首周辺の筋肉の負担が減り、重心移動もスムーズに行える。
HOKA《CLIFTON 9》
タウンユースでも大人気!ランをもっと楽しくしてくれる
ブランドを代表するベストセラーモデルの最新作。前作からソールが3mm厚くなりながらも軽量化に成功。浮かび上がるような軽やかなライド感を実現している。特有のロッカー構造により、スムーズな重心移動と足の回転を促してくれるのも魅力。足囲を約2サイズ分アップしたワイドタイプも展開されている。
New Balance《Fresh Foam X 1080 v13》
よりロングラン向けの設計に。タウン&ジョグで大活躍!
プレミアムなクッショニングとソフトな乗り心地により、ウォーキング用、通勤用シューズとしても人気。前作からラスト(足型)が見直され、より心地よいフィットが感じられるようになった。また、ミッドソールの厚さも増しクッション性が向上。メンズ、ウィメンズともにワイズは3タイプ展開されている。
NIKE《NIKE INFINITY RUN 4》
ミッドソールに新素材を採用。程よい反発でリズムよく走れる
“怪我ゼロ”をコンセプトに誕生した《ナイキ インフィニティ ラン》シリーズの最新作は、ミッドソールにナイキ スポーツ研究所で5年以上かけて開発されたナイキ リアクトXフォームを採用。従来のナイキ リアクト フォームと比べ、エネルギーリターンが13%向上しているため、軽やかなライド感が味わえる。
THE NORTH FACE《Velocity Forward》
長距離対応の高機能モデルはシンプルなデザインも魅力
フルマラソンなどの長距離走を想定して開発された軽量ロードランニングシューズ。ミッドソールの踵部には、20mm厚のクッション性に優れたXTRAFOAM(エクストラフォーム)テクノロジーを搭載。アウトソールには、軽量で、グリップ力と耐摩耗性に優れたヴィブラム社のXS-TREKラバーを採用している。
選ぶなら覚えておこう、この用語
ドロップ:前足部と踵部の高低差のこと。大きいほど前傾姿勢がとりやすく、踵から爪先への重心移動が容易。逆にフラットに近いほど、ナチュラルで素足感覚。オフセットともいわれる。
ワイズ:親指と小指の付け根を結んだ部分の足幅および足囲によって決まる。D、E、2E(細→太)と表記される。ワイズが複数用意されるシューズも。
サイズ:基本的には足の長さのこと。ランニングシューズの場合、実際の足長よりも爪先に少しゆとりのあるものがいい。お店での試着が推奨。