野田クリスタル、優木まおみ… 12人に聞いた「2023年トレーニング計画」
充実したトレーニングライフを迎えるためには、目標と計画が欠かせない。日頃からトレーニングや競技に励む、総勢12名の著名人たちに、2022年の振り返りと2023年のトレーニング計画を一問一答でアンケート。みなさんは、今年はどこを鍛えますか?
取材・文/山本加奈 イラストレーション/別府麻衣
初出『Tarzan』No.848・2023年1月4日発売


目次
- 原田龍二|今年もジョギングで健康を維持!
- 宮河マヤ|健康に、そして一歩でも去年の自分より前進!
- 加治ひとみ|自分らしいカラダと心をさらにデザインする!
- 野田クリスタル|ベンチ、スクワット、デッドリフト、計550超え!
- 五十嵐亮太|体脂肪を落として健康ボディ!
- 優木まおみ|ナチュラルマインド・ポジティブボディ
- 徳田新之介|試合最後まで衰えないパフォーマンスをする
- 安井友梨|世界選手権優勝。日本に君が代をお届けする
- わちみなみ|わちみなみのイメージ革新のために動く
- 棚橋弘至|逸材ボディを取り戻す。腹筋割って自信を持つ!
- 団長安田(安田大サーカス)|ケガをしない、無理のないトレーニング
- 齋藤慎太郎|これぞフィジーク!逆三角形
原田龍二|今年もジョギングで健康を維持!
原田龍二さん
はらだ・りゅうじ 1970年、東京都生まれ。1992年俳優デビュー。数々のドラマ、映画、舞台、旅番組、バラエティ番組に出演。東京MX『バラいろダンディ』の金曜MC。YouTube『原田龍二の「ニンゲンTV」』では心霊スポット、パワースポットを巡っている。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
無理なく年齢相応の運動ができたと思います。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
休日は午前中に自宅で軽いウェイトトレーニング、3kmのジョギングと30分のウォーキング。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
寒い時期は外で運動をするのにエンジンがかかりづらいのですが、健康のために己を奮い立たせて走りたいと思います。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
運動神経や向上心の衰えをあまり感じないように保つ。音楽や芸術、禅や自然への造詣を深め精神の活性化も図る。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
人生一度きり! すべては自分次第!
宮河マヤ|健康に、そして一歩でも去年の自分より前進!
宮河マヤさん
みやがわ・まや 1990年、オランダ生まれ。背面の筋肉に着目したトレーニングを提案するバックラインスタイリスト。パーソナルトレーニング指導をはじめイベントやセミナーを多数開催。海外スポーツ選手への取材や広告出演など多方面で活躍。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
とにかく継続。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
週2回、1〜2時間かけバックラインの筋肉をメインに鍛えています。生涯続けられるものを。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
バックライントレーニングを着々と続ける。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
数十年先も今とあまり変わらない状態でいられたら最高に嬉しいです。還暦でジムに入会した母を見ていると不可能な話ではないと思っています。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
3歩進んで2歩下がる。結果プラス! 健康も幸せも向こうからやって来ないから、こちらから歩いていこう。
加治ひとみ|自分らしいカラダと心をさらにデザインする!
加治ひとみさん
かじ・ひとみ 1987年、東京都生まれ。歌手。 ピラティスと腸活で作った「かぢボディ」は女性の憧れの的。美腸プランナー、ナチュラルフード・コーディネーターの資格を持つ。著書『かぢ習慣~自律神経と腸活で「なりたい自分」に~』(扶桑社)が好評発売中。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
パンデミックを経験し、身体的にも精神的にも健康を保つため自分らしいフィットネスを突き詰めることができた。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
毎日のストレッチと週1のピラティスを12年続けています。移動は徒歩が基本。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
楽しみながらできることを継続する! そして一緒に頑張れる仲間を作ること!
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
自分らしいカラダと心。流されずライフスタイルとフィットネスを選べる感性を磨きたい。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
諦める一歩先にいつも得るものがある。
野田クリスタル|ベンチ、スクワット、デッドリフト、計550超え!
野田クリスタルさん
のだ・くりすたる 1986年、神奈川県生まれ。お笑いコンビ〈マヂカルラブリー〉のボケ担当。『R-1ぐらんぷり2020』優勝、コンビとしては『M-1グランプリ2020』優勝。自身がプロデュースするジム〈クリスタルジム〉のジム長としても活動している。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
筋トレに取り組めた一年だったと思います。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
スケジュール的に時間が取れないので週に2回。「スナッチ、ベンチプレス、スクワット」の日と、「スナッチ、ベンチプレス、デッドリフト」の日に分けてトレーニングをしています。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
もう、とりあえず徹底的に筋トレの基本BIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)にこだわって鍛えるのみ。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
最強になりたい!
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
なかやまきんに君さんの「パワー」!
五十嵐亮太|体脂肪を落として健康ボディ!
五十嵐亮太さん
いがらし・りょうた 1979年、北海道生まれ。ドラフト2位で1998年にヤクルトスワローズ入団。日米通算906試合に登板し、救援一筋で活躍。2004年に当時の日本人最速タイ記録158キロをマーク。20年に引退し、解説者として人気を博している。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
トレーニングを優先的にできた。まずまずの一年でした。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
週に2、3回。ウォーキングとジョギングを合わせて60分。フリーウェイトを40〜60分かけ全身をバランスよく。連日できる時は上半身の前と下半身の後ろ、上半身の後ろと下半身の前に分割。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
有酸素運動を多めにし、筋トレは重量よりも回数を増やす。食事は塩分を抑え炭水化物を少し減らす。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
50歳までに140キロ以上投げられるカラダを作る。
優木まおみ|ナチュラルマインド・ポジティブボディ
優木まおみさん
ゆうき・まおみ 1980年、佐賀県生まれ。2児の母。タレント、モデル、コメンテーター。またピラティスのインストラクターとして「MAOBICS(マオビクス)」を考案。「美しさは身体を愛することから始まる」をモットーに身体美容家としても活躍。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
コロナ禍を経て対面レッスンやイベントが開催できるようになった年。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
「カラダを癒やして使う」という考え方を大事に、セルフ整体メソッド「マオロジー」でトリートメントをしながら、仲間と楽しく運動に取り組んでいます。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
毎日のマオロジー。週2日程度は楽しみながら運動(マオビクス)。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
100歳まで自分の足で元気に動ける老後を目指す。身体美容のコミュニティを作りたい。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
無理せず楽しく動く。
徳田新之介|試合最後まで衰えないパフォーマンスをする
徳田新之介さん
とくだ・しんのすけ 1995年、山口県生まれ。身長178cm、体重82kg。ハンドボール日本代表メンバーとして東京2020オリンピック出場。日本リーグの豊田合成を経て2022年よりカタールリーグのアル・ドゥハイルに所属。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
ケガの期間、時間をかけてカラダと向き合うことができ、以前よりもキレが増した。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
気温35度のカタールで週2回6kmのランニングとウェイトトレーニングを1時間半。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
トレーニングの強度を徐々に上げる。ストレッチなどのリカバリーを100%で行う。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
ケガをしない。疲労を残さないカラダ作り。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
自分が辛い時は他の人も辛い。だからお互い助け合いながら成長する。でも最後には自分が一歩でも前に行く。
安井友梨|世界選手権優勝。日本に君が代をお届けする
安井友梨さん
やすい・ゆり 1984年、愛知県生まれ。30歳で始めたダイエットをきっかけにビキニフィットネスと出合う。2022年は国内大会で史上初の7連覇を達成し、世界選手権では2年連続準優勝の座に輝く。競技のかたわら外資系銀行に勤務。二刀流で世界一を目指す。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
史上初の国内大会7冠&7連覇を達成しましたが、心情としては非常に悔しく残酷な一年となりました。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
週7の筋トレ、週1のウェイトリフティング、月に数回トレッキング。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
人生最高の自分との出会いを叶えます!
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
“ビキニフィットネス”と聞いて誰もがどんな競技かわかるように貢献したい。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
アーノルド・シュワルツェネッガーの名言「ポケットに手を入れたままでは、成功のハシゴは登れない」。
わちみなみ|わちみなみのイメージ革新のために動く
わちみなみさん
1995年、福岡県生まれ。グラビア活動だけでなく、東大受験を目指すドキュメンタリー番組『ドラゴン堀江』(Abema)に出演。自身のYouTubeチャンネル『あせだくサウナ / DRIPPN’ SAUNA』では再生回数数十万〜100万回超えの動画が多数ある。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
精神的にも気持ちのいいワークアウトライフでした。ピラティスでは感覚が研ぎ澄まされ、キックボクシングではフラストレーションがミットに吸収される気がしました(笑)。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
筋トレ→サウナ。行ける時はこのルーティン。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
食事管理が苦手なので、ライザップをこっそり始めました。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
胸が大きいことがコンプレックスだったけど、胸もお尻もあって、キャラ的にかっこいいわたしになる!
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
美人は一日にしてならず。
棚橋弘至|逸材ボディを取り戻す。腹筋割って自信を持つ!
棚橋弘至さん
たなはし・ひろし 1976年、岐阜県生まれ。新日本プロレス所属。IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、IWGPヘビー級タッグ王座ほか優勝歴多数。ニックネームは「100年に一人の逸材」。好きな食べ物は炭水化物全般。嫌いな食べ物はない。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
50点ですね。まめにトレーニングはできましたが、カラダの変化があまり見られませんでした。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
基本的に完全オフ日は作りません。移動で時間が取れない時は自重トレを。年間300ワークアウトは5年連続で達成できそうです(2022年11月現在)。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
有酸素運動を増やす。食についてもっと勉強する。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
今年47歳になります。実年齢-10歳ボディを目指す。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
ビルダーの合言葉“GET HUGE!(デカくなろうぜ!)”。
団長安田(安田大サーカス)|ケガをしない、無理のないトレーニング
団長安田さん
だんちょうやすだ 1974年、兵庫県生まれ。出演したTV番組の景品で貰ったのがきっかけで、ロードバイクにハマる。ロードレースやトライアスロンへの参加をはじめ、お笑い芸人の枠を超えた活躍をしている。近年は、映画やドラマでも俳優として活躍中。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
コロナからの復帰が、予想以上に難しかったです!!
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
トライアスロンの競技種目であるスイム、バイク、ランのどれかを、できるタイミングで練習する感じです!! 最近はズイフトというバーチャルロードでバイクトレーニングをやることが多くなりました。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
トレーニングをバランスよく行う。カラダのケアをしっかりする。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
ケガをしないおっさんアスリート。無尽蔵な体力を身につけること。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
コツコツガカツコツ。
齋藤慎太郎|これぞフィジーク!逆三角形
齋藤慎太郎さん
さいとう・しんたろう 1997年、神奈川県生まれ。TBSアナウンサー。小学1年から大学4年までサッカーに勤しみ、中・高では横浜F・マリノスの下部組織に所属。大学1年時に筋トレと出合い、沼にはまる。2022年8月フィジーク大会デビュー、準優勝に輝く。
Q1:2022年を振り返り、フィットネスライフを総括すると?
はじめの一歩を踏み出した年。念願の大会出場が叶った喜びと、優勝できなかった悔しさを感じました。
Q2:普段のトレーニングルーティンは?
週3、約90分かけ分割して筋トレ。①胸、肩、三頭筋、②背中、二頭筋、③肩、二頭、三頭筋。隔週で脚トレ日を追加。
Q3:今年の目標を達成するための計画とは?
アウトラインの凹凸感、背中の広がりを作る筋トレを強化。
Q4:トレーニングやカラダ作りにおける野望や究極の目標は?
日本一の筋肉アナウンサー。
Q5:フィットネスライフにおける「座右の銘」や「励みにしている先人の言葉」を教えて!
「冗談じゃない、すぐトレーニングだ」。絶対王者ジェレミー・ブエンディアの言葉。