ベルリンに行ったら遊んでみたい、ドイツ版ボウリング「ケーゲルバーン」
世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回はドイツ版ボウリング「ケーゲルバーン」について。
edit: Takashi Osanai
初出『Tarzan』No.849・2023年1月26日発売
ケーゲルバーン熱で冬の寒さを吹っ飛ばせ!
ベルリーナー(ベルリン市民)の冬は熱い。なぜなら、ドイツ版ボウリングの「ケーゲルバーン」があるからだ。
特徴的なのはレーンの長さが約6mと、一般的なもの(約18m)の3分の1しかなく、U字に凹んでいること。
簡単にストライクを出せてしまいそうだが、ボールの扱いも普段とは異なるし、この状況を生かした4つのローカルルールも存在する。最近では、ケーゲルバーン用のレーンを備えたクラシカルなカフェもリバイバル中。
代表的なのはクロイツベルク地区にある〈Tante Lisbeth〉で、1階にカフェバー、地下に2つのレーンが備わり、友達と飲みながらスコアを競うことができる。
ピンセッターなどの機械は、1979年に設置されたものが現役で稼働しているというから驚きだ。
レトロな風情が非日常感とエンタメ感を高め、自然とセッションは白熱したものに。ぜひその熱を体験してほしい。
WRITER/COORDINATOR
URAE YUMIKO/東京都出身、ベルリン在住。ヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関する取材や執筆を行う。現在発酵食品にハマリ中。