2世代で大会参加も!欧州に根付くノルディックウォークの魅力
世界中からフィットネスの最新事情を集めた「WORLD FITNESS NEWS」、今回は2022年6月にポーランドのホチェボで開催されたノルディックウォーキングのレースについてお伝えします。
edit: Takashi Osanai
初出『Tarzan』No.842・2022年9月22日発売
欧州に根付く“歩く全身運動”
歩きながら全身運動の効果が得られ、市民スポーツとしてフリークが増えている「ノルディックウォーキング」。
発祥は1930年代初めのフィンランドで、クロスカントリースキーチームのオフトレにポールを持ったハイキングやランニングを取り入れたことがルーツという。
今では、ヨーロッパ各国でチャンピオンシップトーナメントが開催されるほどの人気に。
2022年6月にポーランドのホチェボで開催されたレースにも選手は各国からこぞって参加。5km、10km、21kmのクラスが設けられ、優勝は個人や団体だけでなく、“ファミリー”でも競われたというから面白い。
つまり“親子で楽しもう!”というのが「ノルディックウォーキング」の志向する世界観ということ。
勝つことに徹したアスリートだけでなく、ちょっとユルめな雰囲気も許容。そんなところに、このスポーツの大きな魅力はあるのだ。
Reporter
URAE YUMIKO/東京都出身、ベルリン在住。ヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関する取材や執筆を行う。現在発酵食品にハマリ中。