筋トレで腹の丸み、歩き&PFC調整でハミ肉が取れました
2021年「フィジーク」に出場して話題となった、お笑いトリオ〈ジャングルポケット〉のおたけさん。洋服を脱いでもらうと見事な逆三体型。
「ピークの状態で出たかったな〜」とご本人は悔しそうだが理想的なお腹だ。とはいえ、昔から着衣姿でもそこまで浮き輪(お腹周りの贅肉)の気配はなかったが。
「筋トレを始めた頃はバリバリたるんでましたよ。芸人になる前は中肉中背でしたが、生活が不規則になるにつれ体型に変化が。太ったと思ったら食事を減らしたり近所のジムに一時的に通って体重を戻す。この繰り返し」
「意識が変わったのは2021年2月。何気なく出演番組を見ると想像以上に肥えてて、それも面白い太り方ではなく汚いだけ(笑)。昔はしょっちゅう酒を飲んでから〆ラーメンをしてたし、この2年は食しか楽しみがなかったのが原因かと」
そこで、ダイエットに一念発起。
「今回運動で初めてカラダを絞ると決めて、最初の3か月は週2でパーソナルと食事調整をやりました。カラダを根本から変えるため、体幹トレにも励みました。あわせて可能な範囲で徒歩移動するように。
結果8㎏ほど痩せて、お腹は正面の丸みが少し取れたけど、横腹のたるみは残ったままでした。でもアウトラインを見たトレーナーに大会出場を勧められて、5月から肉体改造を始めました」
そこで設備の充実したジムに入会。メニューも大会を意識した内容にシフト。
「ウォーキングはいったんやめて、ジムに週5回、大会2か月前は週7回通いました。フィジークといえば逆三体型、毎回腹筋トレで〆。自体重トレからバランスボール上でのクランチ、マシントレなどいろいろやりました」
その過程で、ある真理を悟ったというおたけさん。
「最後に痩せる部位は横腹。まず腹の丸みがなくなる。次に僕は体脂肪率10%を切る頃に腹が割れました。でも横腹から背中についた脂肪は最後の最後まで残る。浮き輪を取るには腹をひねる種目や背中トレが必須です。
あと筋トレをしない人も有酸素運動はやるべき。大会2か月前、朝食前のウォーキングを再開すると腹まわりがまた絞れました。時速5.5km程度の速度で約1時間でも変わります」
食事調整も徹したという。
「タンパク質は1日体重(㎏)×2(g)摂り、脂質は1食10g程度に。以前はハイボールをよく飲みましたが、断酒でみるみる腹が引き締まりました。飲み始めると際限ない人は控えたほうが絞れます」
こうして誰もが見惚れるお腹に。今は次の大会出場に向けて増量中。
「体重はほぼ戻り腹も脂肪がついたけど、浮き輪はない。昔経験したリバウンドとは“戻り方”が違います。筋肉がいい感じに張ってるし、筋トレも捗る。おたけサイコッチョー!」