スウェットはジムワークにこそ相応しい
トレーニングが習慣になってくると、「はて、今日はどんな格好をしようか?」と悩むことがある。ガチなトレーニングウェアだと決め過ぎな気がするし、とはいえ、どうせ汗をかくし…と部屋着のような“二軍”で行くと気持ちが上がらない。
カラダを動かして暑くなってきたらTシャツになるにしても、夏以外の季節だとジムの行き帰りで肌寒い日もあるから、できれば動き易くてウォーミングアップくらいまでは着たままでいられるウェアだとなお望ましい。
そんなウェアがある。ジムトレやランニングなどスポーツをする場面だけでなく、普段着としてもカッコいいウェアのことを実はずっと前から知っている。スポーツウェアのアイコン、そしてトラッドなファションとしても重宝するスウェットだ。
ニューバランスの名作「1000番台」を着る
そのスウェットを〈ニューバランス〉が本気で作ったら? そんなコンセプトで生まれたのが《NBスウェット「1000 SERIES」》。1985年に登場したシューズ《M1300》から始まる「1000番台」をシューズではなく、スウェットで実現した。1000番台を“着る”というわけなのだ。
そもそも、シューズのM1300は、かのラルフ・ローレンが「雲の上を歩いているよう」と絶賛、スニーカー界のロールスロイスと呼ばれ、スポーツアイテムが日常着になる中でのゲームチェンジャー的存在。以後5年ごとに復刻モデルが登場し、毎回即完売というマスターピースだ。
いつの時代もスポーツの技術がファッションの未来を切り拓いてきたのは間違いなく、ニューバランスの「1000番台」もまた、時代ごとの最新機能と上質な素材を採用し、現在まで進化し続ける名作シリーズ。
その系譜にあたるNBスウェット、生地は13ozのヘビーウェイトでヴィンテージウェアのような風合い。まさしくオーセンティックなアメリカン・スウェットといった雰囲気にそそられる。ゆえに、もちろんジムだけでなく、寒い日のランニングでも、普段使いでだって活躍してくれる。
雰囲気と動きやすさを両立している
袖付けは前側がセットイン、後側をラグランにしているスプリットラグランスリーブ。これによりジャストサイズで着用しても肩から胸周りにかけてゆとりがあり、腕の可動域も広くなるので、筋トレやランニング時の動きに窮屈さがない。
伸縮性があり運動時の首周りのストレスを軽減し、汗止めの役割もするガゼット、被り心地と着た時の見映えの美しさにこだわったフード、フィッティングを高めるリブetc…。
1950年代からあるスポーツウェアの文法に則りながら、動きやすく洗練されたパターンにソフトな肌触り、肩の落ちたシルエットなどユルくて品が良いという“今どき”感が絶妙なバランスで盛り込まれていて、ジムトレーニングの気持ちのスイッチも入るというもの。
好みのサイズでコーディネートも自在
ニューバランスのシューズはウィズ(足囲)でサイズを選べるが、NBスウェットも オーセンティックなスポーツスタイルなら「レギュラーフィット」、現代のゆとりのあるシルエットなら「オーバーサイズフィット」でと、2種類の身幅から選べる。このあたりも、まさしくブランドのヘリテージ。
パンツも同様に、程よくゆとりがありながら裾に向かってテーパードされてスマートな印象になるレギュラー、腰や腿にゆとりを持たせ今どきのルーズな着こなしができるオーバーサイズの2種。上下で4パターンの組み合わせができる。
セットアップはもちろん単品使い、一方をレギュラーで片方はオーバサイズといった自分の好みで“いいとこ取り”コーディネートも楽しめる。
スウェットは我々にスポーツを、いやもっと何かをしてやろうという気を起こさせてくれる。トレーニングだけでなく、食事にもリラックスする時間にも。ユルく品良く馴染んでくれる《NBスウェット》でフィットネスを身近に過ごそう
《NBスウェット》1000シリーズ
サイズは全てS、M、L、XL。カラーはHEATHER GREY、SEA SALT、PHANTOM、NORWAY SPRUCEの4色展開。全アイテムでレギュラーサイズフィット or オーバーサイズフィットを選ぶことができる。