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「ゴツいカラダはいい名刺になる」36歳で再び鍛え始めた行政書士。筋肉図鑑 vol.54|古川ヒカル

行政書士として活動する古川ヒカルさん

トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第54回は厚みもフォルムも圧巻の筋肉を名刺代わりに行政書士として活動する古川ヒカルさんに迫る。

【今回の筋肉】古川ヒカルさん
行政書士として活動する古川ヒカルさん

身長171.5cm、体重76.5kg、体脂肪率20.7%、骨格筋量34.5kg。 1981年生まれ。大学卒業後、複数の法律・会計事務所に勤めて29歳で独立・開業。RCJ法務総研・リアルコンテンツジャパン代表取締役。資金調達や起業情報などについて発信するYouTubeは『行政書士/古川ヒカル』。

中・高の野球部でも、引退後格闘技にハマった時も、競技のための筋トレは日課でした。しかし22歳から10年以上は筋トレを中断。スポーツ一色だった人生を変えたいとの思いで勉強を始め、行政書士の資格を取得しました。

29歳で独立するまでは仕事に専念し、開業後も業務に没頭。気づけばヒョロッとしているのに腹だけ出たダサい体型になり、疲れも溜まりやすくなったので36歳の頃にジムに入会しました。以後、今に至るまでボディメイクを続けています。

1日おきにジムに行くほか、週2でHIIT(高強度インターバルトレーニング)を行います。あとは野球とキックボクシングもたまに。毎日8時間は睡眠に充てると決めているので、残り16時間をいかに使うか、日々自分を追い込んでいます。

古川ヒカルさんの【僧帽筋】

行政書士として活動する古川ヒカルさんの僧帽筋

「背中の厚みをつくる種目に取り組むうちに発達しました」。230〜240kgの重量を用いたハーフデッドリフトは鉄板種目。

古川ヒカルさんの【大胸筋】

行政書士として活動する古川ヒカルさんの大胸筋

スクエアで均整の取れたフォルム。「種目を分けて行うよりベンチを多様な方法で実践する方が重要というのが持論」。

古川ヒカルさんの【上腕三頭筋】

行政書士として活動する古川ヒカルさんの上腕三頭筋

三頭筋に特化した種目はやっていないそう。「ベンチで発達。三頭は重いものを押せばデカくなると思っています」。

筋トレは成功体験の積み重ね

いい筋肉をつけるには運動、栄養、休養が必要ですが、そこを自己管理できないのは自分の人生も管理できていないのと同義だと思っています。それに筋トレは楽しい。

起業家にとって小さな成功体験を重ねるなかで成長を実感することは大切で、その積み重ねで可能思考に近づく。そんな変化を数値管理するのが性に合っていて、その点でも筋トレはいい。

ビジネス上の利点もあります。どの職種もそうだと思いますが、相手に自分のことを覚えてもらわないと仕事が始まらない。行政書士についてもブランディングは十人十色ですが、ゴツいカラダはいい名刺になる。…そう思うと、一生筋トレはやめられませんね(笑)。

目標の一つは100歳でベンチプレス100kgを挙げることです。そのためには病気しないことが重要なので、今後も運動・栄養・休養という原則を守りつつ、筋トレを続けながらもケガには常に気をつけていきたい。そうすれば、一見無謀そうなこの夢も叶うんじゃないかと思っています。

取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.827・2022年2月10日発売

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