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【2021秋冬】はじめてカーボンのランシューを履くならば

カーボンシューズ

最近では、デイリーユースとしても使用したくなるスタイリッシュなものから、ビギナーランナーでも無理なく着用できるカーボンプレート搭載シューズまで登場し始めている。 今回、その中でも特に汎用性に優れた2足を紹介したい。

カーボンプレート搭載シューズって?

「カーボンファイバー製」のプレートをミッドソールに内蔵させたシューズのこと。その利点は、高い反発性と安定性をシューズにプラスできる点だ。

着地時に生まれるエネルギーをロスなく推進力へと変換できるので、自ずとスピードが上がるというワケ。〈ナイキ〉から、初めてこのプレートを搭載した厚底ランニングシューズがリリースされたのが、2017年6月。着用したトップランナーがこぞって好記録を出したため、開発競争が激化。

以後、多くのメーカーがカーボンプレート搭載シューズをラインナップに加えている。

①HOKA ONE ONE《BONDI X》

着用するランナーの走力を問わない〈ホカ〉の最新作

BONDI X

《ボンダイ エックス》13,800円。WEBサイト

《ボンダイ エックス》は、スピードの追求だけでなく、いかに長い距離をラクに走れるかという点にも着目して開発された。

《ボンダイ》シリーズが誇る抜群のクッション性はそのままに、カーボンプレートを搭載したことで安定性、推進力が向上している。トップレーシングモデルで感じることがある強烈な突き上げや硬さはなく、デイリーのジョギングで活用できる。中・上級者であれば距離走などのトレーニングで活躍するはずだ。

《BONDI X》ディテール

左/ソールの踵部が後方にも横方向にも広がっているため、接地がソフトで、着地時にとても安定感がある。右/アウトソールからチラリと見えるカーボンプレート。ランナーのスムーズな足運びをサポートしてくれる。

②New Balance《LERATO》

《LERATO》

《レラート》29,700円。WEBサイト

タウンユースにも兼用できるルックスと機能性を両立

《レラート》は、クラシックシューズのような面構えながら、カーボンプレートを搭載したランニングシューズ。足を通したときの快適性やラグジュアリー感は〈ニューバランス〉の名品たちに匹敵。

いざ走ってみると、高いクッション性とともに足の回しやすさも感じる。〈ニューバランス〉には本格派のレース用カーボンプレート搭載シューズがあるが、こちらはタウンユースに適したルックスと機能性の両立した一足だ。

《レラート》ディテール

クッション性、反発性に優れたフォームとカーボンプレートを組み合わせたミッドソールを採用。日常にも履きたくなるデザイン。

取材・文/神津文人 撮影/小川朋央 イラストレーション/うえむらのぶこ

初出『Tarzan』No.820・2021年10月7日発売

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