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前向きなランニングシューズ。3Dプリント・ミッドソール搭載の《adidas 4DFWD》

ランニングシューズは、ひたすらに前を向いている。

〈アディダス〉から最新の独自3Dプリント技術で開発されたミッドソール「4DFWD」を搭載したシューズ《adidas 4DFWD (4Dフォワード)》と《adidas 4DFWD PULSE(4Dフォワード パルス)》が登場。

adidas 4DFWD

《adidas 4DFWD (4Dフォワード)》の写真
アッパーにはマッピングデータに基づいて生み出された「PRIMEKNIT+(プライムニット+)」を採用し、靴下のようなフィット感がある。サイズ: 22.0cm ~ 31.0cm、価格27,500 円 (税込み)。

adidas 4DFWD PULSE

《adidas 4DFWD PULSE(4Dフォワード パルス)》の写真
ヒール部分に4DFWDを採用し、EVA素材と組み合わせることで衝撃吸収性が高く、ユニークなデザインになっている。アッパー素材は3層構造のメッシュ。サイズ:22.0cm ~ 31.0cm、価格19,800円(税込み)。

4DFWDは今年5月に一部の国で先行発売されていたブラック×レッド・カラーに引き続く新色4モデル、そして新たに4DFWD PULSEの6モデルが加わり8月12日より一般発売される(共に、一部モデルは8月12日以降の入荷次第順次発売)。

アディダスは20年近くにわたり蓄積してきたアスリートのデータをもとに、あらゆる動きに合わせ一歩一歩正確なパフォーマンスができる格子状のミッドソール開発を行ってきた。

そうして2018年に登場したのが、カーボン社の3Dプリント技術「Digital Light Synthesis(デジタルライト合成)テクノロジー」で作られた、世界初の3Dプリント・ミッドソール「adidas 4D」。アディダスの重要なスポーツシューズテクノロジーとして革新的に登場したが、これをさらに進化させたのが「adidas 4DFWD」だ。

ミッドソール「4DFWD」のクローズアップ写真
数千人ものランナーの歩行周期、ストライドを研究し、サポート・衝撃吸収ゾーンを適切な位置に設けた格子状のミッドソール。

500万パターンもの格子構造の中から選び抜かれた蝶ネクタイ(ボウタイ)の形をした「FWD CELL」と呼ばれるひとつひとつの格子が、垂直方向の衝撃、足が接地する瞬間に発生してしまうブレーキの力を前進運動への反発力に変換するのが特長。機械での試験条件下でadidas 4DFWDは、4Dミッドソールと比較して前方への推進力は約3倍となり、着地時のブレーキや衝撃は平均約15%減少させることに成功した。

カルガリー大学で前進運動、制動力、ランニングエコノミーなどさまざまな生体力学的観点からアメリカで選抜されたエリートランナーをはじめ世界中のアディダスランナーを対象にテストを行うほか、アリゾナ州立大学での最先端の認知機能テストなども経て製品開発が行われた。

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《adidas 4DFWD (4Dフォワード)》の写真
アディダスは自社製品を100%リサイクル可能にする技術の開発に取り組んでいるが、adidas 4DFWDは約39%がバイオベース素材。サスティナビリティの面でも前を向いている。

《adidas 4DFWD (4Dフォワード)》のアッパー、ミッドソール、アウトソールの分解写真
新品のポリエステルを使用しないアディダス独自の「プライムグリーン」素材を採用し、アッパーの50%はリサイクル素材で構成されている。

adidas 4DFWDはトップランナー向けの《アディゼロ(ADIZERO)》とは違い、ターゲットは制限しておらず、これからランニングを始める人大会での記録更新を目指す人などどんなレベルのランナーも履ける位置付けとのこと。異次元のテクノロジーが搭載されたとひと目でわかるシューズに、気持ちも前向きだ。

INFORMATION

アディダス オンラインショップ

https://adidas.jp/4dfwd/

文/本田賢一朗

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