• 医療用品メーカーとハウスメーカーがコラボした“鍛えられる”家
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2021.08.03

医療用品メーカーとハウスメーカーがコラボした“鍛えられる”家

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『ターザン読者』も心踊るマイホーム“健築”計画が出された。

ともに岡山県岡山市に本拠を置く医療用品メーカーの〈ダイヤ工業〉注文住宅を手がける〈ミナモト建築工房〉がコラボした提案住宅がそれだ。

「Chill Fit な暮らし」モデルプランイメージ図
プラン例:3LDK+多目的スペース+ロフト/1階床面積:49.06 平方メートル(14.84 坪)、2階床面積:46.73 平方メートル(14.13 坪)延床面積:95.79 平方メートル(28.97 坪)2,000万円(税込み)※注文住宅の為、希望の間取りや外観に変更可能

この異業種のコラボは、普段の暮らしで鍛えられ健康になる「Chill Fit な暮らし」をコンセプトにした家づくり。落ち着いて(Chill out)時間を過ごしながらも日常的な動作の中で自然と身体を使う(Fitness)ことが健康寿命を伸ばすことにつながると考案した。

運動器を鍛えるための動作として「かがむつかむぶら下がるバランス能力段差を上がる、またぐ」に着目。これらが日常生活の中で行える家づくりというわけだ。

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洗濯干しバーのイメージ
耐荷重100kgの洗濯干しバーにぶらさがったり、懸垂をすることで腕や背中の筋力向上。※写真はうんてい仕様
ボルダリングウォールのイメージ
全身を使うことでの筋力向上や子どもの運動能力向上を養うボルダリングウォール。インテリアとして壁掛けディスプレイなどにもアレンジ可能。
手すりなロープのイメージ
手すりをロープにすることで階段を上がる時には握力の向上、降りる時はバランス能力の向上が期待できる。
階段下の収納イメージ
階段下の収納にかがんで出入りすることで股関節、足関節周囲のストレッチが行える。股関節の稼働範囲、太ももや膝周りの筋力の維持向上にも。

具体的には、肩甲骨周りのストレッチや可動域を広げるためのうんてい仕立ての洗濯干しバーや、単に階段を登り降りするだけでなく握力の向上とバランス能力を養えるロープの手すりといったしつらえ。

また室内で簡単に測定できる運動機能テストをもとに、運動器の状態を「見える化」し、その結果から個人に見合ったトレーニングメニューを作成してくれる《boneboneチェックシステム》の1年間利用料金が無料になる特典も付く家トレならぬ“トレ家”。

食事をはじめ、生活習慣が長寿か短命かを決定することは、多くの統計でも明らかになっている。

世界有数の長寿地域4つをリポートした『ブルーゾーン 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール』(ダン・ビュイトナー著/ディスカバー・トゥエンティーワン)からは豆類をよく食べる、高齢になってもカラダの動く限り肉体労働をしているなど、その秘訣はまさに日常茶飯事にあることがよくわかる。

ウェルネスの基地はジムではなく、わが家なのだ。

長寿地域は坂道が多い地域でもあり、日常生活で坂道の上り下りを繰り返していることが健康に寄与することも多くのデータが示すところ。

もうひとつ欲張るなら坂の上、高台に建てるといったところか。

INFORMATION

ミナモト建築工房

https://minamoto-k.com

ダイヤ工業

https://www.daiyak.co.jp

文/本田賢一朗

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