毎朝のコーヒー×MCTオイルで“無駄食い”を減らす|いいカラダをキープする食事術

ボディメイクのため食事にも気を配りたいけれど、普段は仕事に家事にと忙しい。そこで意識したいのがメリハリ。いいカラダのあの人は、頑張りすぎてないんです。今回の食事術を教えてくれたのは、モデル&トレーナーの山下晃和さん。

取材・文/黒田創 撮影/角戸菜摘

初出『Tarzan』No.813・2021年6月24日発売

腹持ちするMCTを朝食に。

長年、モデルとして多くの媒体の誌面を飾り、トレーナーとしても活動する山下晃和さん。見ての通り、40代を迎えたいまなおくっきりとパックの出た締まったボディ。その秘訣は日々の節制と、近年出合ったある食材にある。

「職業柄、筋トレやランニング、野球を定期的に行ったり、移動を自転車メインにするなど運動習慣はあるほう。食事は油分を控える、夜にあまり炭水化物を摂らないといった自分なりのルールは身についています。あとはもともとお酒を飲めないのもあって、体型も体重も若い頃とほぼ変化がないんです」

山下晃和さんの食事例

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山下晃和さんの食事例

朝はブラックコーヒーにMCTオイルが定番。たまにはガッツリ飯も食べたいと、この日の昼はソウルフードである松屋のカレーにサラダをプラス。その分夜は卵かけご飯に納豆&キムチで済ませた。

DAY_2

山下晃和さんの食事例

この日の目覚めもMCTオイル入りコーヒー。昼は目玉焼きとスープに好物のベーグルを合わせた。夜はキャベツとブロッコリー、シーチキンにきのこと、ビタミン・食物繊維豊富な全粒粉パスタを。

数年前からはカラダに溜まりにくい特徴を持つ、中鎖脂肪酸100%のМCTオイルを使い始めた。

「ここ2年、朝はコーヒーにオイルを垂らしたもので済ませています。腹持ちするので無駄食いが減りました。あとはプロテインを脱脂粉乳で割るようにしたり、好物のパスタを全粒粉タイプにするなど、少しずつ変化を加えることでカラダがどう変わるかチェックしています」