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〈アディダス〉と〈オールバーズ〉がコラボした「低炭素」フットウェア

気候変動問題の解決には二人三脚が良さそうだ。

〈アディダス〉と〈オールバーズ〉は 、 気候変動問題解決へのコラボレーションプロジェクト第一弾として《 FUTURECRAFT. FOOTPRINT(フューチャークラフト. フットプリント)》を発表した。

1足あたりのカーボンフットプリント2.94kgCO2eを実現。かつパフォーマンスに妥協しない 、世界100足限定のランニングフットウェアだ。

FUTURECRAFT FOOTPRINT(フューチャークラフトフットプリント)
FUTURECRAFT FOOTPRINT(フューチャークラフトフットプリント)

ミッドソールはアディダスの「Lightstrike(ライトストライク)」をベースに、オールバーズのサトウキビが原料の「SweetFoam(スウィートフォーム)」で再構築、新開発のアッパー素材に70%のリサイクルポリエステルと、木材パルプから作られた天然素材テンセルを30%使用している。

それぞれの独自技術を持ち寄ってリサイクル素材と天然素材を組み合わせ、低炭素の素材開発を実現、カーボンフットプリントを63%削減したという(ランニングフットウェア「adizero RC3」の測定値、7.86kgCO2eと比較)。

アディダスは過去20年間にわたり、サステナビリティの実現に向けて取り組み、先般 、2030年までにニ酸化炭素排出量を2017年比で30%削減、 2050年までに脱炭素を実現することを宣言。

いっぽうオールバーズは創業以来、ニュージーランドのメリノウールに始まり、ユーカリの木の繊維を使ったニット素材やサトウキビを使った EVAフォームの開発するなど、アパレルやフットウェアに使われている石油由来の素材を減らすことに焦点を当ててきた。

2019年には自らに課した炭素税で100カーボンニュートラルを実現、2020年には全製品にカーボンフットプリントの表示を開始している。

FUTURECRAFT FOOTPRINT(フューチャークラフトフットプリント)

そんな両者の開発チームは温室効果ガスを低減するサスティナブル・プロダクト開発という理念を共にし、地理や時差、そして企業風土といったギャップを乗り越えプロダクトデザインからサプライチェーン、パッケージに至るまで全てのプロセスを細かく見直したという。

もちろんランニングフットウェアで走りに不満が出ては本末転倒。そこも転びたくない。アディダスの性能基準でテストし、あくまで機能にはこだわっている。

運動会での二人三脚は余興のようなものだったが、脱炭素社会へと踏み出した二人三脚は真剣勝負だ。スピードは上がっている。

《FUTURECRAFT FOOTPRINT》は 、 2021年5月21日午前9時に世界100足限定で、adiCLUB アディクラブ会員限定で抽選予定。2021年秋冬に10,000足限定で一般販売され、2022年春夏にさらに拡大して販売される。

INFORMATION

オールバーズ

tel. 0800-080-4054(土日祝除く、10:00~17:00)

アディダス

お客様窓口 tel. 0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)

文/本田賢一朗

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