“まるで宇宙”を感じるクッション性!? ランシューズBROOKS《Aurora》が6月10日に世界同時発売

文/本田賢一朗

「地球上で宇宙にいるかのように走りたい」

すべてのランナーに“ RUNHAPPY (走るヨロコビ)”をモットーにする《BROOKS 》は宇宙時代を前に、そんなことを考えている。

新開発のクッション素材「DNALOFT V3」を採用した ロードランニング用クッションモデル《Aurora (オーロラ)》が6月10日(木)に世界同時発売される。日本国内ではブルックス公式サイト、一部店舗にて限定発売予定だ。

ロード用ランニングシューズ《Aurora (オーロラ)》
Aurora ( オーロラ)27,500円(税込み)Women’s/22.5〜26.0cm、Men’s/25.0〜29.0cm。

手がけたのは、ブルックスの中でもスピード重視ラインナップにおけるハイエンドモデル「 ハイペリオンエリート」、「ハイペリオンテンポ」を生み出してきた開発チーム「ブルーライン」。

“人類は月を歩いた。いまだ、走ったことはない”と実に挑戦的なコンセプトで、人類初の月面着陸に成功した宇宙船「 アポロ 11 号」から得たデザイン発想と多くのランナーと重ねた対話から追求した機能性をマッシュアップした。

メイントピックは新しく開発した素材「DNALOFT V3」。ブルックス独自のクッション素材「DNALOFT」に液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡させたものだ。

これをミッドソールに使用し、ブルックス史上最も柔らかく、反発力に優れた機能を実現。従来の「DNALOFT」クッションと比較して 28%の軽量化、クッショニングが16% 、反発力は17%向上したという。

ソールでは、踵とつま先部分を反り上げた独自の“グライドロールテクノロジー”を搭載。

ロード用ランニングシューズ《Aurora (オーロラ)》

また前足部と後足部を分割した構造は踵とつま先がそれぞれ独立して動かせるので、フォアフットでもかかと着地でも履いた人それぞれの走法に応じて着地衝撃を吸収しながら、接地から蹴り出しまでの足の動きをスムーズに導く。

ロード用ランニングシューズ《Aurora (オーロラ)》

“まるで宇宙”の地面に触れるかのように走れる。初心者からエリートまで、全ランナーが履けるシューズ。全人類の宇宙旅行時代に浮き足立つのは悪くなさそうだ。