【私の名品】総合格闘家・堀口恭司のマッサージガン&釣り具
あのアスリート、著名人たちに聞いたフィットネス&アウトドアにまつわる私的な名品。今回話を伺ったのは、総合格闘家・堀口恭司さん。
取材・文/鍵和田啓介 撮影/下屋敷和文
初出『Tarzan』No.808・2021年4月8日発売
釣りの最中は他のことを何も考えずにいられます。
まずひとつ目は釣り具です。自分は子供の頃から釣りが大好きなんですよ。フロリダに来たばかりのときも、最初は近くにある池で釣りばかりしていました。友達が全然いなかったので。辛いことがあっても耐えられたのは、釣りのおかげ。
釣りの最中って、他のことは何も気にせず、魚の動きだけに集中できるのがいいんですよ。格闘技のことなんてまったく考えてませんから(笑)。相手の動きを予想して仕掛けるので、格闘技に通じるところもあるかもしれませんが、それ以上に純粋にリラックスするための行為ですね。
今回持ってきたのは、〈アブ・ガルシア〉の竿と、〈DAIWA〉の《ルビアス》というリールで、日本の管理釣り場で使う、トラウトフィッシング用のものです。
〈HYPERICE〉のマッサージガンは、腰痛に悩まされていたとき、ATT(アメリカン・トップチーム)のコーチに紹介してもらって知ったのですが、使ってみたらめちゃめちゃよくて。正直、マッサージ師より効きました。
“かゆいところに手が届く”じゃないですけど、自分が凝っていると思うところにピンポイントで当てられるからでしょうね。凝っているときはもちろん、「明日は腰が痛くなりそうだな」とかは経験的にわかるので、そういうときに家で5分くらいやります。メンテナンスというか、日課。これはもう手放せませんね。
2021.05.27更新
※《ルビアス》のメーカー名に誤りがございました。
※「簡易釣り場」の表記は誤りで、正しくは「管理釣り場」です。
お詫びして訂正いたします。