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「ダマ」とオサラバ。シェイクスフィア《プロテインシェイカーボトル》の快適さ

ランニング、筋トレと日々カラダを動かす本誌読者なら、プロテイン摂取はごく当たり前のこと。そこで頭を悩ませるのがプロテインシェイカーの扱いではなかろうか。

シェイカーによってはいくら振ってもボトルの底に「ダマ」が残ってしまいがち。またキャップの閉まりが緩いモノは、シェイクしている最中に横から雫がポタリなんてことも。これ、けっこうストレスなのだ。

そんななか、今年夏に日本での販売が開始された英国生まれのシェイクスフィア《プロテインシェイカーボトル》が口コミで高い評価を受けている。早速取り寄せてみた。

素早く混ざる、という快感。

ボトルの底、キャップ部分ともに丸みを帯びているのが特徴で、中でパウダーと水、牛乳などの“割りもの”が素早く、まんべんなく混ざってくれる。実際に数回使ったが、一度もダマが残ることはなかった。

キャップ部分は密閉性が高くシェイク中に漏れる心配は無用。キャップを外さなくても上部の蓋をスライドさせれば、そのまま飲むことができる。人によってはこの飲み口が小さく感じるかもしれないが、その場合はキャップを外しボトルからダイレクトに飲めばいい。

開発者は2016世界マスターズ陸上選手権のM35クラスで短距離部門4冠を達成したリック・ベアードセル氏。彼も市販されている多くのシェイカーに満足できない一人で、よく混ざり、中身が漏れないシェイカーを考案するに至ったのだそう。

リック氏は慣性力と遠心力でパワフルにプロテインを調合するべく、“カプセル形状”であることにこだわった。シェイカーの底に“カド”がないので、洗う際もスポンジを使わず、水と洗剤を入れて振るだけでOKだ。まさにプロテインが欠かせないアスリートならではの「痒いところに手が届く」プロダクトである。

プロテインシェイカーボトル
シェイクスフィア《プロテインシェイカーボトル》各2,255円。カラーはイラストのマットブラックとパールホワイトを含め全4色。最大容量700㎖。サイズは直径約10㎝、高さ約20.5㎝、最大周囲約28㎝。自立式。飲み口には水漏れしにくいスライド式の蓋付き。洗浄時、食器洗浄機は使えないので要注意。eSPORTS

先行販売で100万個以上が売れた。

パワフルなシェイクと高い密閉性ゆえにアレンジが利くのもポイント。バナナなど柔らかい果物を一口大にちぎって30~40秒ほどシェイクし、そこに牛乳や豆乳を入れて再度振ったらフルーツシェイクができるし、これ一本でホットケーキミックスのタネを作ることも可能。

洗い物が少なくて済み、ホットケーキにプロテインを混ぜるのも簡単にできる。一時的に冷凍保存するのも問題ない。

先行販売したイギリスでは100万個以上売れたというこのアイテム。従来のプロテインシェイカーに不満な人は試しに購入してみてほしい。使い勝手の良さにきっと驚かされるはずだから。

取材・文/黒田創 イラストレーション/羽鳥好美

初出『Tarzan』No.798・2020年10月22日発売

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