冷房漬けでカラダは冷えている。
休日も家で過ごすことが増え、歩くことすら極端に少なくなっている人は多い。運動不足は血の巡りが悪くなり、カラダに支障をきたすことも! さらに今年の夏は平年よりも0.5〜1.5度気温が高く、猛暑が予想されている。
一日中冷房漬け、冷たいものについ手が伸びてしまうなかで、気を付けるべきは「夏冷え」。血の巡りが悪化していることに加え、カラダが冷えることで免疫力の低下にも繫がる。
この不安な状況のなか、免疫機能を改善するためにも、カラダを温めることは重要。そこでぜひ食べてほしいのが「きのこ夏鍋」だ。運動しているならとりわけおすすめなのは「たっぷりきのこの担々鍋」。
バルクアップにも対応できます。
カラダを温めて免疫力を活性化するだけでなく、きのこに豊富なビタミンB群と豚肉が含むビタミンB1が三大栄養素の代謝を促し、エネルギーや筋肉づくりに役立つ。リカバリーにも効果的だ。バルクアップ中なら2倍量の豚挽き肉でタンパク質量を増やして、減量中なら豚挽き肉を鶏挽き肉に置き換えて低カロリーにすると◎。
きのこには現代人に不足しがちな食物繊維やビタミン・ミネラルも含まれており、1日100g(1パック)食べることが推奨されている。栄養豊富なきのこ鍋を食べて、猛暑を元気に乗り切ろう。
たっぷりきのこの担々鍋のつくり方
材料(4人分)
- ブナシメジ…1袋(100g)
- 白ブナシメジ…1袋(100g)
- エリンギ…1袋(100g)
- マイタケ…1袋(100g)
- 豚挽き肉…200g
- レタス…1/2個
- ゴーヤ…1/4本
- すりゴマ…大さじ2
- 水…2カップ
- A
- すりおろし生姜…小さじ2
- すりおろしニンニク…小さじ2
- 豆板醬…小さじ2
- 味噌…大さじ1
- 醬油…大さじ1
- 長ネギみじん切り…大さじ2
作り方
- ブナシメジ、白ブナシメジはV字カットで石突きを取る。エリンギは1cm幅の細切りに、マイタケはほぐす。
- レタスはざく切り、ゴーヤは縦半分に切って種を取り、スライスする。
- 豚挽き肉にAを混ぜる。
- 鍋に水と1を加えて熱し、温まったらレタスと3を鍋に入れて加熱する。全体に火が入ったら仕上げにゴーヤを加え、ひと煮立ちさせる。
“巣ごもり夏冷え”チェックリスト
チェックリストで5個以上当てはまる場合は“巣ごもり夏冷え”傾向あり。適度な運動や部屋の温度調節を行い、温かい食事を心がけ、冷え対策を万全にしよう。