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「お手玉ができない」を克服するトレーニング|運動神経を高めよう(4)

いわゆる運動神経は「リズム」「バランス」「変換」「反応」「連結」「定位」「分化」の7つの能力に分類される。このうち「リズム」「定位」「分化」という3つの能力が乏しいと、お手玉ができない、という。

運動神経が総合的に問われる。実践的な鍛錬を重ねよう

コーディネーション能力の良し悪しがおそらくもっとも如実に出るのが、トスジャグリング。3個以上のボールなどの道具を空中に放り投げ、片っ端からキャッチしながら、つねに1個以上の道具を浮遊させている状態を保つ技術である。古代エジプト時代から続いている歴史の長い遊びであり、奈良時代から行われている日本のお手玉もその一つ。

トスジャグリングもお手玉も、筋力や持久力はそう必要ない。代わりにコーディネーション能力がないと1回たりともできない。要求されるのはリズム、定位、分化という3つの能力。実践的にボールやお手玉を用いて各々をエクササイズ。これもまた球技上達への近道だ。各30秒〜60秒を1〜2セット、遊び感覚で行おう。

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「定位」を鍛える|ダブルボールスロー&キャッチ

「定位」を鍛える|ダブルボールスロー&キャッチ
両手にテニスボールかお手玉を持って立つ。片手でボールを高く投げ、キャッチしたら反対のボールを投げ、左右交互に続ける。慣れたら投げたボールをキャッチする前に反対のボールを投げ、左右交互にテンポよく続ける。

「分化」を鍛える|ハンドクラップ&ボールキャッチ

「分化」を鍛える|ハンドクラップ&ボールキャッチ
片手にテニスボールかお手玉を持って立つ。片手でボールを高く投げ、ボールを目で追いながら、落ちてくる前に両手を2〜3回素早く打ってからキャッチ。慣れてきたら、両手で膝や胸をタッチしてから同じようにキャッチ。

「リズム」を鍛える|ドリブル

「リズム」を鍛える|ドリブル
ミニボール(なければテニスボール、バレーボール、バスケットボールでも可)を用意する。中腰になり、スピードや高さに変化をつけながらボールで小刻みにドリブルを行う。

取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修・指導/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ)

(初出『Tarzan』No.766・2019年6月13日発売)

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