“腹を割る”プレイリストも公開中! オースティン・マホーン流 ・シックスパックの作り方
あどけない顔に隆々たる腹筋! 我々の予想を裏切る、ガチボディを作り上げた海外セレブ・オースティンマホーン。彼のトレーニング方法に迫った本誌『ターザン』No.763の全文に、さらにWEBだけの追加カットを加えて特別掲載! ページの最後ではオースティン・マホーンが選曲した“腹筋を割る”ためのプレイリストも試聴できます!
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 撮影協力/THINKフィットネス
(初出『Tarzan』No.763・2019年4月18日発売)
母性本能をくすぐるベビーフェイスに反比例して、その下の体幹はバッキバキのワイルドテイスト。さて、この人物は誰でしょう? 洋楽好きにとっては超有名人だが、知らない人のために一応説明しておこう。
デデデッデッデン、デデデッデッデン♪ 重低音のベースが刻むリズムに合わせての決めゼリフ、「地球上に男は何人いると思ってんの? 35億!」
ご存じ、ブルゾンちえみ with Bのブレイクネタで使われた『ダーティ・ワーク』が日本で大ヒットしたのは2017年のこと。この曲を手がけたのがほかならぬ彼、オースティン・マホーンだ。
2013年以降、頻繁に来日し、ツアーを行っているという。しかもどうやらガチのトレーニーであるという噂。これは、『ターザン』にご登場いただかないわけにはいかない。
スタジオに入り、早速上半身をご披露いただくと、ご覧の通り。程よく日焼けした肌にはシックスパックの陰影が。
「僕のリズムでトレーニングを始めてもいいですか?」
どうぞ、お願い致します!
ダンベルを使ってのアームカールから始まって黙々と粛々と、流れるような動きでどんどん種目をこなしていく。
「ここから、腹筋トレーニングをやっていきます」
メディシンボールを使ってのツイスティング、V字フッキン、プッシュアップ、サイドクランチ、サイドプランク、バイシクル、そしてプランクでフィニッシュ。
マホーン流ガチフッキン(一部)
腹筋を目立たせるには、大胸筋トレも必須!
インターバルは皆無。ひとつひとつの動きには迷いも澱みもなく、フォームはこの上なく正確無比。これは噂以上のガチトレーニー!
「1日1回は必ずジムに行きます。基本的に1日に鍛えるのは1部位だけ。月曜は胸、火曜は背中、水曜は脚、木曜は肩、金曜は全身。あっ、今日は金曜だから全身やる日だ!」
あれ? すると腹筋は何曜日?
「腹筋は毎日。その日のワークアウトが終わったあとにやります。その場にあるものを使って毎回種目を変えて」
どうりで、バリエーションは豊富なわけだ。
「一番ハードなのは胸のトレーニングかな。でも、(ピクピクッと大胸筋を動かしながら)大胸筋が大きい方が腹筋は目立つので」
確かに胸と腹筋とのメリハリ、ハンパない。
「でも、一番大事なのは食生活。一度の食事でがーっと食べるんじゃなく、2、3時間おきに軽食を食べます。ごはんやサツマイモなどの炭水化物と低脂肪のタンパク質を少しずつ食べる感じ。食事回数を増やすほど脂肪を燃やしやすくなるので。今、体脂肪率は13%くらいです。ここまで落としたのは初めてですけどコンディショニング的にはいい感じ。今後、11%、いや9%くらいまで落としたいですね」
じゃあ、今の腹筋は何点くらいですか? という問いに、う〜んとしばらく悩んで、「65点くらいかな」。
「100点満点の状態が分かっているので、今の時点ではそれくらい」
己に厳しいところもガチトレーニー。100点満点に仕上がったときの再登場、ぜひお願いします!
“腹を割る”プレイリストを公開中!
今回の企画のために、オースティン・マホーン自ら腹筋を鍛えるときに最適なプレイリストを作成してくれた。キツいトレーニングを支えてくれる全21曲。下の〈Spotify〉と、〈Apple Music〉、〈LINE MUSIC〉でも公開中なので、これを聴きながら彼のようなガチ腹(シックスパック)を目指そう!