固まりがちな股関節は「ワイパーの動き」でリリース!|寝ながらトレ vol.3
『ターザン』編集部員がベッドの上でのエクササイズを実践して紹介する「寝ながらトレ」。省スペース&時短で、誰でも簡単に試せます。今回のテーマは「股関節まわり」。初級、中級、上級と3つのレベルをご紹介するので、出来そうなレベルをチョイス。もちろん初級から上級までやってもOK。3つやっても3分ほどで、さくっと終わります。
監修/齊藤邦秀 取材・文/石飛カノ 撮影/大嶋千尋
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歩行の姿勢が安定しない、スポーツやトレーニングの効果が出ない。それはもしや、股関節が固まりがちで、脚の付け根を捻じる動きに支障が出ているせいかもしれません。
今回の寝ながらトレは、ワイパーのような動きで梨状筋や小殿筋といった、股関節まわりの細かい深層筋群を目覚めさせるのでヨロシク!
初級
目覚めたら、おもむろに仰向けになり、両脚を広めに開く。そのまま脚の付け根から内外に回旋させ(内外に捻って)、足の爪先をできるだけ大きく開閉。10〜15往復。
中級
上体をむくっと起こして両手をカラダの後ろでつく。やはり脚の付け根から内外に回旋させて、爪先を大きく開閉。上体を起こしたぶん、不安定になり難度が上がる。10〜15往復。
上級
最後は同じ座り姿勢で両膝を立て、左右交互に膝を倒す。ベッドに膝をできるだけ近づけること。あくまでリズミカルに。膝を立てることで、股関節の動きがよりダイナミックになる。10〜15往復。
腰の横が伸びて、 朝一番から気持ちいい!
「初級・中級のリズミカルな動きも、起き抜けのカラダとアタマに心地よいのですが、バチっと目が覚めるのは上級から。腰の横が徐々に、ほどよく延ばされて気持ちいい〜んです。上半身はなるべく動かさないのがコツですよ」