佐々木彩夏「集中力維持に欠かせないのは、静かに脳を研ぎ澄ます時間」。
激しく踊り歌うステージで、常にフレッシュなパフォーマンスを届ける〈ももいろクローバーZ〉の佐々木彩夏さん。脳をリセットし、集中力を維持するために実践していることとは。
text: Kenji Inoue photo: Kenya Abe styling: Dayoshi hair & make-up: TANO
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Profile
佐々木彩夏(ささき・あやか)/1996年生まれ。〈ももいろクローバーZ〉としての活動のほか、モデルなど多彩に活躍。写真集『ぺろり』が発売。
意識的にライブから離れ、脳の“慣れ”をなくす。
佐々木彩夏さんが実践する脳にいい習慣。
- 雑音を遮断して一人の時間を作る。
- ツアー中はライブから離れる時間も作る。
激しく踊って歌う現代のアイドルには強いフィジカルがいる。
「でも何なら、メンタルの方が大事かもしれないです。元気になりたいと思って観に来たファンに、落ち込んだり暗い気持ちだったりする姿は見せられないですから。人生で初めてライブに来る方もいらっしゃると思うので」
そう語るのは、〈ももいろクローバーZ〉の“あーりん”こと、佐々木彩夏さん。
映像記憶ができるタイプ。新しいダンスの振りも動画で頭に刻み込み、脳内再生して完璧に再現する。ただその実現には欠かせない2つのポイントがあるという。
「1つ目は睡眠。寝ないと脳に定着しない。ももクロ結成初期、ワゴン車で全国のヤマダ電機さんを回るツアーをやった際、車中泊も多かったので、どんな場所でも眠れるスキルが身についた(笑)」
2つ目は一人でいられる時間を作ること。
「楽屋にはメンバーがいるし、家には家族がいる。休日は友達と出かけるのが好きだから、一人の時間は案外貴重。それは私にとって移動時間だったりする。ノイキャンのイヤホンを耳栓代わりに雑音を遮断し、脳を研ぎ澄ませます」

ライブ前、ステージ衣装と髪飾りをつけるとスイッチが入る。「とくに私生活では身につけないような派手な髪飾りをすると“私、アイドルなんだ”って思う」。
30歳という大きな節目を迎え、今年10月8日に自身初の写真集『ぺろり』を出す。
「大好きな食と旅がテーマ。油そばを食べたり、お酒を飲んだりしている普段の私がいます。この写真集を持って、いろいろなところへ出かけたり、一緒にご飯を食べたりしてほしいです!」
10月末から2か月にわたる恒例のクリスマスツアーが始まる。ツアー期間中には、常にフレッシュな脳の状態でパフォーマンスに臨むために、実践することがある。
「ツアーでは “慣れ”をなくすために、夜ホテルに戻ったら、その日のライブからは離れて頭をリセットしています」


