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あらためて知りたい、トクホ・機能性表示食品の賢い取り入れ方。
コンビニ、スーパーで。あるいは通勤電車の広告やテレビCMで。ますます目にする機会が増えてきたトクホ・機能性表示食品。どんな製品を、どんなタイミングで生活に取り入れると、どんな効果が期待できるのか、素朴な疑問を編集部スタッフが管理栄養士の河村玲子先生に聞いてみた。
text: Tarzan

私は『Tarzan』編集部のアシスタントエディターN。日々ウェルネス、フィットネスに関する記事の制作に携わって2年ほど。にもかかわらず、最近少し運動不足で太ってきてしまったような気がするのが目下の悩み。編集部に設置されているフィットネス器具を触ってみたりもするけれど、少し気恥ずかしい。本気でトレーニングに打ち込むほどではないけれど、少し生活習慣を変えたいとは思っている。
仕事の合間に気分転換がてら、編集部の冷蔵庫を開けてみると、そこには数々のトクホ・機能性表示食品が。編集部の先輩たちが、撮影のときに買い出ししたものだろうか。
普通の飲料より少し値が張るし、これまで自分には関係のないものだと思っていたけれど、生活に取り入れてみると、何か身体にいいことが期待できるのかも……?
ちょうど編集部の先輩が専門家への取材に行くというので、同席させてもらい、質問を投げかけてみることにした。フィットネストレーナーであり、管理栄養士としても数々の『Tarzan』誌面を作ってきた河村玲子先生、教えてください! まずは制度のことから。
その中で、「トクホ(特定保健用食品)」とは、製品ごとの有効性や安全性などについて国の審査・許可を得ることで、「おなかの調子を整える」「体脂肪を減らすのを助ける」といった、その製品に認められた機能を表示できる制度のことを指します。
一方の「機能性表示食品」は、「トクホ」のように国が製品ごとに機能性を審査・許可するのではなく、事業者の責任で、安全性や機能性に関する科学的根拠などを消費者庁に届け出ることで、その機能を表示することができる制度になります。
例えば、体脂肪を減らすのを助ける効果が期待できそうな製品もあるのでしょうか?
まず、体脂肪が減るという現象は「分解」と「燃焼」(いわゆる脂肪燃焼)の2ステップで起こります。
分解とは、体脂肪として蓄えられている中性脂肪を、血液にのって運べる形に変えて送り出すプロセス、そして燃焼とは、血液から筋肉やその他の組織にその脂肪が取り込まれ、エネルギーに変わるプロセスのこと。この2つの働きを手助けしてくれるのが、ケルセチン配糖体や茶カテキンといった機能性成分です。
通常、主食を抜かない一般的な食生活では、エネルギー源として脂質よりも糖質を多く利用する時間が長くなります。しかし同様の食生活でも、そこにケルセチン配糖体などの機能性成分を取り入れることで、脂肪の利用を増やすことができます。これが「手助け」のメカニズムです。
ただ、こうした成分を摂れば、それだけで体脂肪が自動的に減るわけではありません。体脂肪を減らすには「分解」した脂肪をエネルギーにする「燃焼」のプロセスが必須です。つまりカロリーオーバーの状態ならば、分解された脂肪が再び体脂肪として蓄えられてしまうということ。そうならないためにも、トクホ・機能性表示食品だけに頼るのではなく、バランスの良い食事と運動を組み合わせることが大切です。
これも大きく分けて3つ「脂肪の分解を助けるもの」「脂肪の燃焼を助けるもの」「食事からとった脂肪の吸収を抑制するもの」があります。
大前提として、いずれも製品ごとの説明通りのタイミング、量を摂ることを推奨しますが、「脂肪の分解を助けるもの」「脂肪の燃焼を助けるもの」は、食事のタイミングにかかわらず飲めるものが多く、「食事からとった脂肪の吸収を抑制するもの」は、食事とともに飲むといいものが多いです。
アシスタントエディターNの取材メモ
Q. トクホと機能性表示食品の違いは?
A. どちらも「保健機能食品」の一種であるが、表示までのプロセスが異なる。「トクホ」では、各製品ごとの有効性や安全性を国が審査・許可する一方で、「機能性表示食品」では、事業者が安全性や科学的根拠を届け出る必要がある。
Q. 体脂肪を減らすのを助ける製品の正体とは。
A. 体脂肪が減る過程には、分解と燃焼(脂肪燃焼)の2つのプロセスがある。その中で、ケルセチン配糖体や茶カテキンといった機能性成分は、脂肪をエネルギーとして利用するのを助けてくれる。ただしカロリーオーバーの状態では、せっかくスムーズに分解された脂肪も再び体脂肪に戻ってしまうので、運動や食事の管理と製品の摂取を組み合わせることが肝心。
Q. 飲むタイミングはいつがいい?
A. 製品ごとの“機能のタイプ”で判断。脂肪の分解・燃焼を促すタイプは食事のタイミングを問わず摂取できる製品が多く、食事からとる脂肪の吸収を抑えるタイプは、食事とともに摂取することが推奨されている場合が多い。いずれにせよ、製品に記載された飲み方を正しく守ることが大原則。
脂肪の分解を助けるタイプの
トクホ「伊右衛門 特茶s」

「伊右衛門 特茶s」は、脂肪分解酵素を活性化させる働きがある「ケルセチン配糖体」を含むトクホ飲料。1日1本の飲用で、体脂肪を減らすのを助ける効果が認められている。京都の老舗茶舗〈福寿園〉の茶匠が厳選した国産茶葉を100%使用したお茶は、お茶本来の甘香ばしい豊かな香りと、程よい苦味が楽しめる味わい。トクホでありながらも食事にもよく合い、毎日でも飲み飽きない。
希望小売価格:180円
容量:500ml
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
[許可表示] 本品は、脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体の働きにより、日常の身体活動による脂肪を代謝する力(脂肪の分解・消費)を高め、体脂肪を減らすのを助けます。また、健康づくりのために、歩数を増やすことが推奨されています。歩行などの活動を日々の生活に追加する時にも、本品を飲用することで体脂肪を減らすのを助けます。体脂肪が多めの方に適しています。[1日当たりの摂取目安量] 1日500mlを目安にお飲みください。
ほぼ無味無臭で水のように飲める
機能性表示食品の「特水」

「特水」は、米ぬか由来の機能性関与成分「HMPA」の働きにより、BMIが高めの人の内臓脂肪を減らす手助けをしてくれる機能性表示食品。ほぼ無味無臭・無色のシンプルな水なので、起床時やお風呂上がりの一杯、運動時の水分補給など、さまざまなシーンに取り入れやすい。
希望小売価格:150円
容量:600ml
届出番号K2
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
[機能性表示]本品には3-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)プロピオン酸(HMPA)が含まれます。HMPAは、BMIが高めの方のお腹の脂肪(内臓脂肪)を減らすのを助ける機能が報告されています。
本品は、特定保健用食品と異なり、機能性及び安全性について国による評価を受けたものではありません。届け出られた科学的根拠等の情報は消費者庁のウェブサイトで確認できます。本品は、医薬品ではありません。[一日摂取目安量] 1本600ml
Information
お問い合わせ先/サントリーお客様センター
TEL:0120-139-320



