筋トレを始めたピザ職人。バルクアップ期間中の高タンパク習慣。

筋トレを始めたピザ職人がたどり着いた、バルクアップ期間中の最適解。自らカスタムした高タンパクピザで、美味しくボデイメイク!

text: Shintaro Kawabe photo: Naoto Date

『Tarzan』No.923 on sale April 9, 2026.

ピザ職人・高橋政智さんがピザを頬張る様子

アレンジを加えたピザ2枚とコカ・コーラゼロが増量期間中のランチセット。

Profile

高橋政智(たかはし・まさのり)/1989年生まれ。2022年に〈Maple Pizza〉をオープン。趣味はランニングと筋トレ。

バルクアップのための高タンパクピザ。

蔵前のピザ店〈Maple Pizza〉を営む高橋政智さんは、30代後半になり代謝が落ちて太りやすくなったことを契機に、筋力トレーニングを開始した。サボりがちな自分の性格を踏まえて、最初からパーソナルトレーニングを選択した。

「増量期間はたくさん食べて」と指導を受けることもあり、食事もトレーニングの一環と捉えている。忙しく店に立ちながら、どうにか高タンパク質のカロリー摂取をということで閃いたのが、お店で出すスライスピザを高タンパク質にカスタムする方法。

「休憩中にさっと食べられて、ハイカロリーを補給できる食べ物といえばスライスピザです。そこに低脂質なツナを加えた1枚と、タンパク質が豊富な目玉焼きを乗せた1枚を食べると、約1180キロカロリーも摂れるんです」

もちろん、おいしいピザになる工夫も凝らしている。

「ツナは脂質の低い水煮。パサパサとした食感だと味気ないので、オリーブオイルで和えて食べやすくしています。胡椒とチリパウダーによるピリッとした味付けもさることながら、トマトとツナの相性は抜群。目玉焼きであることも理由がある。卵はタンパク質のクオリティを示す指標、アミノ酸スコアが100点満点。良質なタンパク質は火を通すことで吸収率を高められるので焼いているんです。味付けはオレガノとガーリックパウダーだけ。食欲をそそるスパイシーな風味で毎日食べても飽きません。脂質が高いのは否めませんが、食べると力が湧いてくる。僕にとって、ピザはエナジーフードですから」

店の裏メニューになる日も?

体重をアプリに入力している画面

「体重の減増による経過をこのアプリで記録していました」と高橋さんが見せてくれたのは、筋トレ向けに作られたアメリカ発の食事管理アプリ『マクロファクター』。ウェイトの変化と食事データをもとに、カロリーなどの摂取目標値を定めてくれる。高橋さんも、72kgから78kgへの増量に成功。