ペットボトルのキャップが、ポップなピルケースに変身!
山頂で飲み切ったペットボトルのお茶や、スポーツで良い結果を残した時のスポーツドリンク。キャップをそのまま捨てず、機能的な携帯ギアに!《cappy》が提案する、アップサイクルな新発想。
取材・文/小西 麗 撮影/堀内彩香
初出『Tarzan』No.921・2026年3月12日発売

3Dプリンターで成形された、どこかレトロでギークなピルケース。ペットボトルキャップを再利用できる《cappy》は、登山やランで常備薬を持ち運ぶのにぴったり。
手がけたのは、収集した段ボールで財布などの作品を作り続けてきた〈Carton Studio〉の島津冬樹さん。「日常に+αの視点の変化を与えてくれる素材であれば、段ボールでなくてもいいのでは、と目を向けたのがペットボトルでした」と語る。
「不要なものから大切なものへ」を理念に、各地で集めた段ボールで財布などの作品を作る活動は、小学3・4年生の図画工作の教科書にも紹介された。地元・湘南で貝を拾い集めていた原体験が、今の収集癖につながっているとか。
彼の作品は、素材の形状をそのまま生かすのが特徴。

「これは富士山の頂上で飲んだお茶のキャップ、これは北海道の自販機で買ったコーヒーのキャップ……というように、素材そのものにストーリーを感じるんですよね」
捨ててしまうキャップが思い出のアイテムに。これからはコンビニで飲み物を選ぶのも楽しくなりそうだ。



