自分を解放し、美姿勢を身につける!? アルゼンチンタンゴを踊ってみた
猫背を卒業して、シャキッとした姿勢になりたい。そう願う人のために、思わず背筋が伸びてしまいそうな体験を編集部員がカラダを張って実証。今回は、音楽に耳を傾け、湧き上がった感情のままに踊る「アルゼンチンタンゴ」を体験してみました。
取材・文/河合萌花 撮影/大内カオリ
感情に従い踊るうちに余計な力が抜け美姿勢に
「ダンスといっても、決まった振り付けを踊るイメージは一度忘れてください」
と語るのは教室を経営する目﨑雅昭さん。聞けば本来のタンゴは、音楽に耳を傾け、湧き上がった感情のままに踊るもの。
振りをつけたダンスと区別するため、「サロンタンゴ」と呼ぶそうだ。
いざ体験してみると、「正しい姿勢」の概念が変わっていくことに気がつく。サロンタンゴでは、自身の内面を表現する過程に舞いがあり、姿勢がある。
カラダを解剖学的に捉えて正すのではなく、音の調べや感情に従いながら“整える”のだ。約1時間のレッスンで、ステップも姿勢も最初とは別物に。非日常的な感情表現と美姿勢を学べるアルゼンチンタンゴ、クセになりそう!
ZITA アルゼンチンタンゴ スタジオ シータ
JR目黒駅徒歩1分に構えるレッスンスタジオ。オーナーのマルティンさんとヴァレリアさんが未経験者から熟練者までを幅広く受け入れる。夜はお酒を飲み交わしながらタンゴを楽しむことも。1回券3,000円。無料体験レッスンも行う。WEBサイト