レストラン顔負けの料理が味わえるKCCファーマーズマーケット:ターザン的オアフ島ガイド
【ターザン的オアフ島ガイド】ではハワイ・オアフ島のフィットネスな魅力を紹介。豊かな自然が生んだ多彩な食材が揃うオアフではいくつものファーマーズマーケットが開催されている。今回は、地産地消を促進する場所として地元の人に親しまれ、食べ歩きできるグルメスポットとしても知られる〈KCCファーマーズマーケット〉の魅力を紹介。土曜日の朝は、朝食抜きで足を運んでみよう。
取材・文/間宮寧子 写真/熊谷 晃 コーディネイト/工藤まや
初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売
朝市人気の火付け役。KCCファーマーズマーケット
採れたての農産物やメイド・イン・ハワイのプロダクトを売る屋台が並ぶファーマーズマーケット。オアフの各地で開催され観光客にも親しまれているが、ここ数年地産地消やローカルビジネスへの関心がより高まり、さらなる盛り上がりを見せる。
カピオラニ・コミュニティ・カレッジの駐車場で開催されている〈KCCファーマーズマーケット〉は約20年前にスタートした、朝市人気の火付け役。
現在は毎週約90店舗が出店し、新鮮な野菜やフルーツ、生花、ハチミツなどが集結。長く愛されているスポットであるがゆえフードのクオリティが高く、レストラン顔負けの料理が味わえる店も。ダイヤモンドヘッドの麓にあるので、早朝トレッキング後に腹ペコ状態で行くのもいいだろう。
ケーシーシー・ファーマーズ・マーケット (KCC Farmers’ Market)
カピオラニ・コミュニティ・カレッジで開催されているからKCC。2003年より地産地消を促進する場所として地元の人に親しまれ、次第に食べ歩きできるグルメスポットとしても知られるように。観光客にも人気が高く、日本語対応OKの店もちらほら。ダイヤモンドヘッドを望める自然豊かな場所で、日陰が多いのも嬉しい。アクセスはワイキキ中心部から車で10分ほど。支払いはキャッシュのみというところも多いので現金を用意しておこう。
- 住所:4303 Diamond Head Rd., Honolulu
- TEL:808・848・2074
- 営業時間:毎週土曜日7:30〜11:00開催
- WEBサイト
パワー&ヘルシー視点で気になった商品をピックアップ
《LITTLE HANDS HAWAII》のミネラルサンスクリーン
「海洋生物に負担をかけず、乳幼児でも使える日焼け止めを」という想いから誕生した100%天然成分で作られた日焼け止め。使用感にもこだわり、肌を潤しながらトーンも整える。スティック15ドル、缶入りは20ドル。
《ISLAND BANANA JUICE》のバナナジュース
フレッシュな地元産のバナナを贅沢に使ったジュースは、ゴロッと果肉感があり濃厚。カカオニブやきなこ、ハチミツなど7種のトッピングがあるが、迷わずプロテイン入りを。牛乳orオーツミルクが選べる。5.50ドル。
《RHEA’S HAWAIIAN HONEY》のハチミツ
全種類気軽に試食できるハチミツ店。左はハワイ産のキアヴェハニー(15ドル)。非加熱・無濾過の生ハチミツは栄養満点、花の香りが口いっぱいに広がる。右のクマ入りはトロピカルブロッサムの15年もの(17ドル)!
《MOCHI AULELEI》のモチ
米粉を使ったドーナッツ《モチ》は、外側サクサク、中はもっちりの食感コントラストが最高。タロイモをすりつぶしたポイ、ココナッツ、紫芋の3種を楽しめるスティックは5ドル。どれもほっとするような素朴な甘さ。
《BLENDED》のカロボウル
タロイモ、地元産フルーツやココナッツミルクなどを使った《カロボウル》はハワイならではの一品。マンゴーやパパイヤ、スピルリナなどをブレンドした《マナボウル》とハーフ&ハーフなら栄養超満点! 10ドル。
《KIHENE》のママキティー
ハワイ産の良質なハーブティーが揃う。古くから万能薬として重宝されてきたハーブ「ママキ」のお茶は、抗酸化作用やデトックス効果を期待できる。苦味がなく、クリアな味で飲みやすい。カップ5ドル、茶葉15ドル。
《BAJA FISH TACOS》のビアバタードフィッシュタコス
迫力満点の白身魚のフライをどーんと乗せた、メキシカンスタイルのタコス屋。衣にビールを入れているのがポイントでサックサクの食感。オーダー後に揚げるからアツアツを味わえる。ライムを搾ってどうぞ。20ドル。