カラダとココロが喜ぶオアフ島。快適なホテル3選
発売中の雑誌『ターザン』868号では30年ぶりに「ハワイ」を特集。カラダとココロが喜ぶターザン的 オアフ島完全ガイドを提案する。滞在先選びは旅の充実度を左右する重要ポイント。オアフを満喫するための拠点にふさわしい、居心地と利便性が最高のホテルを厳選して紹介。海遊びの合間に昼寝やグルメ…そんな贅沢を叶える場所へ。
取材・文/間宮寧子 撮影/安田光優 コーディネイト/工藤まや
初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売
目次
Outrigger Waikiki Beachcomber Hotel
アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテル
朝から夜までたっぷり 遊び尽くしたい人に
ワイキキのメインストリートであるカラカウア通り沿いに立ち、隣はインターナショナルマーケットプレイス、ビーチまでも徒歩で5分足らずの申し分ない立地。買い物や食事に事欠かないわけだが、ホテル内の飲食店もかなり充実している。
〈ハワイアン・アロマ・カフェ〉では香り高いコナコーヒー、〈マウイ・ブリューイング・カンパニー〉ではマウイで醸造されたクラフトビールを提供。深夜まで営業するカフェ〈ザ・ギャラリー・ワイキキ〉では毎晩ライブが開催されているので、貴重な旅の時間を無駄にせず遊び倒すことができる。
地元アーティストの作品が演出する、モダンな空間も魅力のひとつ。エントランスや客室の壁紙には、サーフフォトグラファー、ザック・ノイルの写真を採用。
海の美しさを部屋にいながらにして感じられ、リゾート気分にどっぷり浸れる。2024年後半には館内に劇場が誕生し、シルク・ドゥ・ソレイユの常設ショーが始まるというから、ますます人気のホテルになりそうだ。
Date:2300 Kalakaua Ave., Honolulu、TEL 03-4588-6441(日本語予約)。1泊249ドル〜。
Embassy Suites by Hilton Waikiki Beach Walk
エンバシー・スイーツ・バイ・ヒルトン・ ワイキキ・ビーチ・ウォーク
スイート仕様の部屋で 悠々自適に滞在を満喫
なんといってもこのホテルの特徴は、全客室にベッドルームとは別に独立したリビングルームがあるところ。リビングには電子レンジやシンクを備えたウェットバーが設けられ、広々したスイートタイプの部屋で、暮らすように過ごすことができる。
また、ハワイでは朝食が別料金のホテルがほとんどだが、ここはビュッフェ付き。さらには、毎日夕方からプールエリアでカクテルやワインなどのドリンクを無料で提供する「イヴニング・レセプション」が開催されるなど、至れり尽くせりだ。
ロケーションも最高で、ビーチまでは1ブロック。徒歩3分ほどの距離にあるフォート・デルッシー・ビーチパークはのんびりとした雰囲気でランニングにも最適な場所だ。ホテルに隣接するワイキキ・ビーチウォークは、人気のレストランが軒を連ね、食にも困らない。
ホテル1階にある、サーフボードのレンタルやレッスンを行う〈ビッグウェーブ・デーヴ・サーフ&コーヒー〉も宿泊客に評判。地元の焙煎コーヒーも飲めるのでぜひ訪れたい。
Date:201 Beachwalk St., Honolulu、TEL 808-921-2345。1泊299ドル〜。
Outrigger Reef Waikiki Beach Resort
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート
オンザビーチのホテルで 極上の非日常を味わう
昨年大規模なリニューアルが完了し、新しく生まれ変わった〈アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート〉。洗練された空間デザインは、“ミッドセンチュリーとハワイアンの融合”がコンセプト。
モダンな雰囲気なのだが、ウッド調のインテリアが温もりも感じさせる。 歴史画家のハーブ・カネによる絵画や地元アーティストの作品が飾られ、いたるところにハワイらしさがちりばめられている。ウクレレやフラのレッスン、レイ作りなどの体験を通して、カルチャーを肌で感じられるのも、このホテルならでは。
オンザビーチなので、景色の素晴らしさは言わずもがな。オーシャンフロントの部屋ならば、まるで海に浮かんでいるかのような絶景を堪能できる。目の前のビーチは、地元では「カヴェヘヴェヘ」という名の癒やしの地として知られるスポット。真水が湧き出ていることから透明度が高く、美しさも抜群だ。
館内のレストラン〈カニ・カ・ピラ〉で毎晩開催される、美しいハワイアンミュージックのライブもお聴き逃しなく。
Date:2169 Kalia Rd., Honolulu、TEL 03-4588-6441(日本語予約)。1泊269ドル〜。
30年ぶり!雑誌『ターザン』がお届けする「ハワイ特集」が発売中
いまこそ、世界屈指のヘルシーアイランド、ハワイに行こう! 伝統的なハワイ料理に東洋と西洋が絶妙に融合し、オーガニックやグルテンフリーなど、ウェルネス意識が高い食文化。ハイキング、サーフィン、ヨガ…と山も海も近くにあって、思い思いにカラダを動かしたくなる、フィットネスの聖地。
実は昨年、平均寿命が全米1位に輝いた州がハワイというのも大いに頷ける、この環境。『ターザン』ならではのフィットネス&ウェルネス視点でハワイを見つめた一冊。