ラグビー男子日本代表の新ジャージーがリサイクル繊維で作られた理由
2023年9月の『ラグビーワールドカップ2023フランス大会』に向け、ラグビー男子日本代表新ジャージーで始動!!
取材・文/黒田創 撮影/園山友基
初出『Tarzan』No.861・2023年7月20日発売
日本大会から4年。ファンの想いと共に
前回のW杯で史上初のベスト8進出を果たし、9月から始まるフランス大会でさらに上位を目指すラグビー日本代表。
その新ジャージーが6月23日、東京・丸の内にてお披露目された。
今回は「ファンの想いと共に」という構想から〈カンタベリー〉が開発をスタート。
全国のラグビーファンから思い出が詰まったウェアを回収してリサイクルし、選手とファンが一緒に戦いに挑むジャージーを目指すべく、ラグビー日本代表としては初のケミカルリサイクル繊維を採用したのが最大の特徴となっている。
それでいて競技上不可欠な耐久性も前回大会のジャージーと同等。さらには軽量性、運動性、快適性においても史上最高レベルの機能を実現したという。
またデザインにおいては「兜」をコンセプトに、日本の精神性と誇りを表現。開催地への敬意をこめてフランス国花のユリを地紋の中にあしらっている。
当日は松田力也、齋藤直人、姫野和樹、李承信、ワーナー・ディアンズ(上写真左から)の各選手が登壇。
姫野選手は「これを着てファンの皆さんの思いを肌で感じられるのはすごく心強い」とコメント。再び日本中が「ONE TEAM」となり戦うために、これ以上ないジャージーが誕生した。
レプリカジャージーを着て、応援に行こう!
下記サイトやカンタベリー直営店などでレプリカジャージーが発売中。左がセカンドジャージー、右がファーストジャージー。