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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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メディアアーティスト・研究者の落合陽一氏率いる〈ピクシーダストテクノロジーズ〉とスカルプケア製品を手がける〈アンファー〉が共同開発したヘアケア・スカルプケアデバイス《SonoRepro(ソノリプロ)》。超音波研究から生まれた先進のスカルプケアが自宅で出来る!
いつまでも若々しくありたいとは誰もが思うもの。2023年、健康的なカラダ作りのための目標や計画を立て、早速実行している人も多いだろう。
若々しい外見が印象を良くするのは間違いなく、そのためには肌や髪の土台のお手入れであるスキンケアが重要。見た目のきれいさではなく、本物の健康を手に入れるには食事や筋トレと同じく習慣がものをいう。
そんなスキンケア発想のヘアケアを先進の学問とテクノロジーで進化させたのが《SonoRepro(ソノリプロ)》。落合陽一氏率いる〈ピクシーダストテクノロジーズ〉とスカルプDシャンプーなどで知られる〈アンファー〉が共同開発した家庭用ヘアケア・スカルプケアデバイスだ。
ソノリプロは、独自のヘキサゴン構造に搭載された61個の超音波スピーカーが空中を伝わる超音波を集束させ1秒間に約40,000回もの空気振動を生み出す。その振動が頭皮に反射される時に頭皮を押す力として作用し、刺激を与えるというもの。
この皮膚に触れずに刺激を与える非接触振動圧刺激とは、ピクシーダストテクノロジーズが取り組んできた触覚のバーチャルリアリティ研究から生まれたテクノロジー。日本発の技術で医療における活用も期待されている。
このことから毛髪ケアの専門クリニック〈Dクリニック〉では2021年から非接触振動圧刺激装置を導入。予約待ちとなるほど話題になった。
しかしながら、同装置を導入するクリニックの数も限られている現状では通院もしにくい。
Dクリニックによると毛髪の施術は効果を実感できるまでには4~6か月程度の時間がかかるというだけに、ケアの継続性は課題となっていた。
ヘアケアこそ早めの対策が必要で、毎日の“ちりつも”が重要。先進的なスカルプケア装置こそ自宅で毎日使いたい!と考え、小型化したのがソノリプロというわけだ。
使い方は生え際などの頭皮の気になる箇所にデバイスを動かさず1分間当てるだけ。市販の発毛剤や育毛剤といったヘアケア製品を塗布してから使用してもよい。使用中はLEDランプが点滅し1分毎に振動で通知してくれ、5分経過すると自動的に電源がオフになるタイマー機能付き。
一日最大5か所、トータルでもたった5分。朝出かける前、夜のお風呂上がりにタイパ、コスパに優れた先進のスカルプケアができる。
大学の研究室といったアカデミアから発信される“尖った”アイディアを社会に活用するという理念をもつピクシーダストテクノロジーズと予防医学の観点で製品開発してきたアンファーの協働で誕生した超音波スカルプケアデバイス。
デザインも最新の黒色家電のようでカッコイイとなれば、使うか使わないかなんて問いは不毛というものだ。
文/本田賢一朗