筋トレの効果を高めるなら、この3つのサプリ!
ダイエッターにおすすめの焼き鳥10本。
走ることが疲労回復につながる理由と気をつけるべきこと。
代謝を上げるには夜の過ごし方が重要だった⁉︎
まずは筋肥大しやすい部位TOP5から鍛えよう。
X脚の改善なら、股関節をリセットすべし。
スマホ首をリセットして肩こり解消!
バランスボールを使えば、腹筋群を網羅的に鍛えられる。
  • 公開:

野球の動作解析を誰にでも!ネクストベース・アスリートラボ

アスリート育成・支援施設〈ネクストベース・アスリートラボ〉

最先端のスポーツ科学とデータ解析技術を用いた、野球を中心とするアスリート育成・支援施設〈ネクストベース・アスリートラボ〉が千葉・市川にオープンした。

NEXT BASE ATHLETE LAB 総監修   じんじ・つとむ 國學院大学准教授 国立スポーツ科学センター などを経て スポーツ科学を活用したアスリート強化を行う 〈ネクストベース〉取締役。

神事努さん

話を伺った人

じんじ・つとむ/國學院大学准教授。国立スポーツ科学センターなどを経て、スポーツ科学を活用したアスリート強化を行う。〈ネクストベース〉取締役。

感覚に頼らない客観的な指導が受けられる

昭和の時代ならば、姿の見えない電話越しでも「今のスイングだ。そのスイングを忘れるな」(by 長嶋茂雄)が通用した野球指導の世界。

しかし世は令和。このほど、最先端のスポーツ科学データ解析技術を用いた、野球を中心とするアスリート育成・支援施設〈ネクストベース・アスリートラボ〉が千葉・市川にオープンした。

同施設には地面反力を計測する《フォースプレート》、球質計測機《ラプソード》といった最新鋭機器が揃い、ボールの軌道や回転を計測、投球やスイング動作を解析し、小学生からプロレベルまで動作改善指導を受けることができる

NEXT BASE ATHLETE LAB 総監修   じんじ・つとむ 國學院大学准教授 国立スポーツ科学センター などを経て スポーツ科学を活用したアスリート強化を行う 〈ネクストベース〉取締役

個々のフォームを科学的に分析!/世界最高性能と評される光学式モーションキャプチャシステムによる撮影データを基に、バイオメカニクス的視点でカラダやボール、バットの動きを評価。スポーツ科学者が選手個々に合わせたフィードバックを行い、アドバイスを提供する。

NEXT BASE ATHLETE LAB 総監修   じんじ・つとむ 國學院大学准教授 国立スポーツ科学センター などを経て スポーツ科学を活用したアスリート強化を行う 〈ネクストベース〉取締役

VRを用い、実際に打席に立った感覚で相手投手の投球がストライクか否かを見極める能力を磨くためのトレーニングプログラムも提供予定。

プロ以外にも解析が求められる時代

運営元の〈ネクストベース〉は、各界のトップアスリートに分析データを提供する企業である。

「これまでは“ちゃんと投げなさい”、“タメを作って振りなさい”、“バットを押し込むように打ちなさい”といった、具体性に欠ける指導が主流でした。しかもそれらの中には、数値的に間違った解釈があるケースも多いのです」(施設総監修・神事努さん)

2022年は日本プロ野球で幾度もノーヒットノーランが達成されているが、ピッチャー全体の能力向上には、各種解析データを活用したフォームの改善や科学的トレーニングも大きく関係しているという。

高校野球の強豪でもその傾向は顕著であり、今後さらに下の世代へもそうした指導が求められるようになってくる。その拠点として同施設にかかる期待は大きく、今後は、野球での知見を活用し、バスケットボールサッカーなどへも対応できる形にしていくというから楽しみだ。

民間企業としては初のスポーツ科学研究開発施設。団体、個人問わず申し込めるので、レベルアップを目指すならぜひ!

NEXT BASE ATHLETE LAB

NEXT BASE ATHLETE LAB 総監修   じんじ・つとむ 國學院大学准教授 国立スポーツ科学センター などを経て スポーツ科学を活用したアスリート強化を行う 〈ネクストベース〉取締役。

動作解析ドリル10,000円~などプログラム多数。予約はスポプラにアクセスし、登録後に同サイト申し込みページより可能。

住所:千葉県市川市国分6-7-11

TEL:047-711-5500

取材・文 /黒田創 撮影/石原敦志

初出『Tarzan』No.842・2022年9月22日発売

Share
Share