あの名店の筋肉レシピ:鶏団子の中華風ワンタンスープ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈炭火焼鳥 ひらちゃん〉代表・平田侑城さんに教えてもらった「鶏団子の中華風ワンタンスープ」。
photos: Chihiro Oshima, Shu Yamamoto text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.842・2022年9月22日発売
平田侑城さん
教えてくれた人
〈炭火焼鳥 ひらちゃん〉代表。小学1年生から柔道を始め、高校時代にアジアジュニア選手権優勝。大学、実業団で活躍後引退。老舗焼き鳥店での修業を経て、2017年独立。絶妙な火入れの焼き鳥が人気。
学生時代から柔道家として活躍していた〈ひらちゃん〉の平田侑城さん。大学の柔道部でコーチを務めた経験から、食の大切さも痛感。別の記事では、減量したいときにうれしいハンバーグのレシピを考案してもらった(詳しくはこちらの記事:鶏胸挽き肉のハンバーグ 野菜添え)。
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さらに、このタネを応用。
「多めに作ってスープの鶏団子にも使えば、二度楽しめます。スープは簡単に顆粒ダシで作りましたが、長ネギとショウガも入れて煮ると本格的な味になりますよ」
ほんの少しの工夫で、簡単・時短・美味しいが実現!
鶏団子の中華風ワンタンスープ
材料:1人分
- 「鶏胸挽き肉のハンバーグ」のタネ…100gほど
- 湯…1と1/2カップ
- 鶏ガラスープの素…小さじ2
- 長ネギ(青い部分のみ)…1本分
- ショウガ…1片
- ワンタンの皮(茹でる)…3枚ほど
- 長ネギ(白い部分を千切りにする)…適量
- 万能ネギ(小口切り)…適量
- 白炒りゴマ…少々
- 黒コショウ…少々
- ゴマ油…少々
作り方
- 鶏胸肉のハンバーグのタネを食べやすい大きさの団子状に丸める。
- 鍋に湯、鶏ガラスープの素、長ネギの青い部分、ショウガを入れて煮る。1を入れて沸騰したらアクを取り、火が通るまで煮る。長ネギ、ショウガは取り除く。
- 器にワンタンの皮を入れ、2を盛り付ける。千切りにした長ネギ、万能ネギを飾り、ゴマ、黒コショウを振り、ゴマ油を回しかける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
ワンタンの皮は1枚単位で増減でき、糖質量調節に便利。薬味の長ネギに含まれるアリシンには血行促進、ビタミンB1を吸収しやすくする働きも。青い部分もβカロテン、水溶性食物繊維のフルクタンと栄養素豊富です。by管理栄養士・河村玲子さん