最大級レース「ロンドンマラソン」では、仮装ランナーにも注目

チャリティ規模も最大級「ロンドンマラソン」

グリニッジ公園を出発し、タワーブリッジ、ビッグベンを通り、バッキンガム宮殿でゴール！　文字通りロンドンのランドマークを通るコースで有名な『ロンドンマラソン』が今年も10月2日に開催された。

抽選枠には35万人以上が応募するなど、2022年もその人気は衰え知らず。他の大都市マラソンと大きく違うのは、チャリティの規模。

1981年にレースが始まって以来、寄付金累計額は10億ポンド（約1620億円）超となり、イベント1日で集める寄付金額のギネス記録も打ち立てた。

参加者の4分の3はチャリティランナー。彼らの多くは仮装してレースに臨むのだが、それは慈善事業を展開する団体への寄付を約束し、出走枠を割り当ててもらったから。

大会前だけでなく、走りながらも寄付を募るために仮装をして目立ち、協力者を楽しませてもいるというわけだ。