秋山竜次のボディケア。肌ツヤは「椿油で作る」
梅宮辰夫さんのモノマネで見せる裸芸でおなじみの〈ロバート〉秋山竜次さん。そんな秋山さんの芸を支えるのがこんがりと日に焼けたツヤやかな肌。大御所感を演出するべく、試行錯誤した結果、たどり着いたのは椿油と粉石鹸というシンプルなケア方法だった。
取材・文/門上奈央 撮影/高橋マナミ、中島慶子(商品)
初出『Tarzan』No.837・2022年7月7日発売
椿油と粉石鹼、このセットで完璧
圧巻の裸芸を初披露したのは10年前。
「梅宮辰夫さんの芸で初めて脱ぎ、それから日焼けも始めました。梅宮さんに“日焼けするならお天道様で焼きなさい”と教わったので、冬以外は太陽の光で焼いてます。で、いざ焼き始めて肌が乾燥すると皮がむけて長持ちしないと気づいて、ちゃんと保湿しないとなと思うように。それに、肌に艶があるだけで“大御所感”が出るんですよ」
そこで保湿アイテム探しを開始。
「ベビーオイル、杏油、ハワイのオイルなどいろんな油を使って、行き着いたのが椿油。これもいろいろ試しました。産地によって香りも若干違うんですよ。長崎・五島や大分の椿油も良かった。でも〈大島椿〉はだいたいの薬局で買えるし使い勝手がいいんです」
この5年間は椿油一筋という。
無香料・無着色・無鉱物油。カラダに加え、顔や髪にも
「カラダ、顔、髪、全部これ一本でいけますよ。まず入浴後は絶対塗る。昔は風呂でせっかくサラサラになったカラダに何か塗るなんて、と思ってたけど、日焼けをキープするためにちゃんと塗ってます。
あとは撮影前にも油を足す。髪もワックスでセットしたうえに油を塗ってしっかりテカらせます。今、家には椿油のストックが一生使い切れないほどあって…気をつけていますけど、万が一我が家が火事になれば、オレの部屋だけ異常に燃えるでしょうね」
普段から尋常じゃない使用量。とすると、洗い流すのもひと苦労?
「そうですねぇ。近頃は保湿成分を高配合した製品も多いですけど、僕は洗い上がりがさっぱりするものが好み。だから髪もカラダも粉石鹼を愛用してます。《シャボン玉 パウダーせっけんシャンプー》は、すげー泡立つし油分もすっきり落ちます。市民プールや銭湯に行く時もこれと椿油さえあればOK」
成分は石鹼素地のみ。椿油もすっきり落ちる!
シンプルなケアで、堂々たる脱げるカラダに仕上げた秋山さん。
「最近、個人的に気になるのは乳首です。肌を焼く時に覆ってないから昔より黒くなってるかも…。でも、ニップレスをつけて乳首だけピンクになるのもな〜。いいケア方法、探してます」