あの名店の筋肉レシピ:揚げないヤンニョムチキン
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は“筋肉管理栄養士”の加藤潤也さんに教えてもらった「揚げないヤンニョムチキン」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Junya Kato
初出『Tarzan』No.832・2022年4月21日発売
加藤潤也さん
教えてくれた人
社員食堂、オーガニックカフェの店長、ジムのトレーナーを経て独立。〈シェアダイン〉で出張シェフ、調剤薬局で健康サポートなど、管理栄養士として多彩に活動。
ボディビルダーで管理栄養士でもある“筋肉管理栄養士”の加藤潤也さん。出張シェフサービスで作る、高タンパク作り置きも好評。夏に向けてボディメイクが気になる今の時季、お弁当に最適、しかも冷凍可。今回は、トレーニーが外せない鶏肉を、人気の韓国風ヤンニョムチキンに。
「もも肉の皮は外し、揚げずに焼くことでカロリーダウン。最初に強火で表面に焼き色をつけるとカリッとして満足できるはずです」
揚げないヤンニョムチキン
材料:1人分
- 鶏もも肉…300g
- 塩・コショウ…適量
- 料理酒…大さじ2
- 薄力粉…大さじ2
- A
- ケチャップ…大さじ2
- コチュジャン…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 醤油…小さじ1
- おろしショウガ(チューブタイプ)…小さじ1
- おろしニンニク(チューブタイプ)…小さじ1
- ゴマ…少々
- ゴマ…油適量
作り方
- タレの材料(A)をすべて混ぜ合わせておく。
- 鶏肉の皮は取り除き、一口大の大きさに切る。塩・コショウ、料理酒を振って混ぜ合わせ、薄力粉を振る。
- フライパンにゴマ油をひいて熱し、鶏肉の両面がカリッとして焼き色がつくまで強火で焼く。仕上げに蓋をして3分ほど弱火にして肉の中まで火を通す。
- 3に1を入れて絡めながら軽くひと煮立ちさせる。器に盛り、ゴマを散らす。
※冷凍で2週間ほど保存可。
ポイント
栄養ポイントはココ!
今回使った鶏もも肉は胸肉より脂質は多めですが、皮を取り除けばカロリーカットできるので料理で使い分けすればOK。タレに混ぜた韓国唐辛子味噌のコチュジャンは、唐辛子の作用でカラダを温める効果も期待できます。(筋肉管理栄養士・加藤潤也さん)