テニスより簡単で始めやすい?
発祥の地スペインでサッカーに次ぐ国内2位の競技人口を誇り、世界で1800万人が楽しむPADEL(パデル)。日本でも愛好家が2万5000人と、徐々に人気が広まっているニュースポーツ。
一体どんな競技? というわけで東京・善福寺の専用コート、〈パデル東京〉を直撃!
平 レオン オリリアス選手
教えてくれた人
2021年の全日本大会で優勝した日本代表選手。「テニスよりコートが狭い分動く範囲も少ないし、壁が使えてアウトになりにくい。お子さんでも少し練習すればすぐ楽しめます!」。
「簡単に言うとテニスとスカッシュを掛け合わせた競技で、ポイントの数え方や試合進行はテニスと同じですが、コートのサイズは20×10mとテニスの7割程度。
相手コートに簡単に打ち返せますし、強化ガラスと金網に囲まれているので、スカッシュのように壁面の跳ね返りを利用して返球できたり、わざと自エリアの壁面に当てて強い球を打てたりと、攻撃のバリエーションが幅広いのも特徴です」(日本代表の平選手)
PADEL’s RULE
ラケットはフレームがなく、ボールはテニスよりも空気圧が低め。ワンバウンドまでに返球し、四方のガラスや金網に当たったボールでもOK。打球が相手コートのガラスや金網にノーバウンドで当たった場合は失点となる。
打ち方の例①|コントラ・パレッド
後ろを向き、背面の壁を使って相手コートに打ち返すショット。下から思い切り振り上げるのがポイント。
打ち方の例②|レボテ
背面の壁から跳ね返ってきた球を打つショット。小さなテイクバックで振り、ボールにうまく合わせよう。
初心者でもサーブミスが少なく、ラリーが続きやすいので老若男女問わず楽しめる。専用コートも増加中で、今始めるには絶好のスポーツだ。