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ジムは家と歯科医院に次ぐ、サードプレイス。筋肉図鑑 vol.53|嶋田泰次郎(歯科院長)

〈パトリア歯科〉の嶋田泰次郎院長

トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第53回は歯科医師歴21年目、〈パトリア歯科〉の嶋田泰次郎院長に迫る。

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【今回の筋肉】嶋田泰次郎さん
嶋田泰次郎さん

身長171.0cm、体重71.6kg、体脂肪率10.8%、骨格筋量36.4kg。1976年生まれ。労災病院口腔外科や歯科医院に勤めた後、2006年に〈パトリア歯科〉の院長に。20年より幼稚園の歯科の園医も兼任。また10年よりボディコンテストのフィジークに複数回出場、優勝歴も多数。Instagram

歯科医の業務に筋トレが生きるか? いいえ、全く(笑)。ただ現代の生活ではどうしても運動不足になりやすく、加齢が伴えば筋肉は衰える一方。鍛えているからこそなんとかカラダを保てている部分はある気がします。今の自分にとって、ジムは家と歯科医院に次ぐ、サードプレイスと呼べる場所。

高1の頃から今に至るまで筋トレをやめた時期はありません。“筋肉は裏切らない”とたまに聞きますが、長年鍛えていて思うのは、時に裏切られることもある、ということ。

正しいフォームやケアをサボるとケガは必ずしますから。その点、歯は簡単です。歯磨きは汚れを落とせたらまずOKで、ブラシを当てれば磨きたい部分に大抵アプローチできる。一方、カラダづくりでターゲット(鍛えたい筋肉)にピンポイントで刺激を入れるには、あらゆる点を厳密かつ的確に押さえていく必要がある。筋肉はつくづく難しいなあと。

嶋田泰次郎さんの【広背筋】

嶋田泰次郎さんの【広背筋】

厚みも幅も堂々たる背中。「広背筋下部の強化が課題。ラットプルダウンでもベストな角度と腕の引き方を探ってます」。

嶋田泰次郎さんの【三角筋】

嶋田泰次郎さんの【三角筋】

なだらかに隆起した均整のとれたフォルム。「丸みをよりつけたい。『キン肉マン』のウォーズマンのような肩が理想です」。

嶋田泰次郎さんの【上腕二頭筋&上腕三頭筋】

嶋田泰次郎さんの【上腕二頭筋&上腕三頭筋】

曲線美が際立つ上腕。「三頭筋の種目は得意ですが、実は二頭筋が苦手。最近はインクラインカールに注力しています」。

今の自分に“負けたくない”

ジムには週5〜6回行きます。年々疲れが抜けにくくなっていると感じるので、リカバリーが間に合う範囲で追い込むよう心がけています。今のモチベーションはボディコンテスト…かな。

2021年も出ましたが納得のいく結果ではなく悩んでいます。ボディコンテストがなければ純粋に筋トレを楽しめるのかな、とも。それでも僕が優勝にこだわるのは、自分に負荷を与え続ける生き方を手放すと日常に張り合いがなくなる気がするからかもしれません。

自己ベストはケガもなく筋肉がパンパンだった3年前の自分です。あの時のカラダを取り戻したいのか、むしろ超えたいのか?

一つだけ、確実に言えるのは今の自分に“負けたくない”という思いがあるということ。僕は歯科医であり、筋トレは人生の一部にすぎない。そう分かっていてものめり込んでしまう。そこが、筋トレの面白いところですね。

取材・文/門上奈央 撮影/大内香織

初出『Tarzan』No.825・2022年1月4日発売

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