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過去イチ効いた! 高見奈央、体幹鍛えまくりのサーフフィットネスを体験

高見奈央さん

高見奈央(たかみ・なお)/1996年三重県生まれ。レポーター、パーソナリティ、ゲーム配信などマルチに活躍。CBCテレビ『メイプル超音楽』、ラジオ日本『大矢・高見のしゃべりスタ!』、渋谷クロスFM『りゅうちぇると高見奈央のiDOL on-line』などに出演中。公式YouTube『なおすけチャンネル』も好評配信中!

読者投票で選ばれたフィットネスジェーンこと高見奈央さん。8回目のチャレンジはサーフボードを使ったフィットネスジム〈Surf Fit(サーフフィット)〉です。

まるで夏のビーチのようなスタジオへ

数年前から話題のサーフボードを使ったエクササイズ。その専門スタジオ〈サーフフィット〉はL.A.生まれで、雰囲気はまるでアメリカ西海岸。高見さんもボードが飾られた明るい店内に早速テンション上がりっぱなし。

サーフフィットスタジオの入口

「館内に入るなりこんな感じです。気分はサーフ・トリップ」 

サーフボード

「この冬の東京は特に寒いけど、ここはまるで西海岸!」

スタジオ内のサーフボードマシン

スタジオ内には一面のサーフボードマシン。壁にはプロジェクションマッピングで波が映し出されて臨場感満点。

ウェアに着替えた高見さんは、フェイスタオルと500mLの水を持ってスタジオへ。広いスタジオには「The RipSurfer X」というサーフボードマシンが数十台並んでいる。

「これはボードの下に大小3つのバランスボールがついていて、上に乗ると前後左右、本物の波のような動きを体感できます。不安定な状況でうまくバランスを取ることで、全身を連動させながら体幹を鍛えることができるんです」

そう話すのはサーフフィット池袋店の公認インストラクター、aikoさんだ。

インストラクターのaikoさん

インストラクターのaikoさん。彼女自身サーフフィットで約10キロダイエットしたとか。

「サーフフィットが優れているのは、不安定なサーフボードの上で行うことで、
陸上で行うトレーニングと比べて体幹への効果が2.1倍期待できます。そのため、より効果的なダイエットボディメイクが目指せます」(aikoさん)

「私、サーフィンは未経験だけど動きについていけますか…?」と、やや不安げな高見さん。

「最初は少しグラつきますが、慣れてくるとちゃんと皆さん立てるようになり、いろんな動きができるようになります。まずはボードの乗り方からレクチャーするので、初めての方でも大丈夫 

また、スタジオ内は夏のビーチに合わせて室温を30度以上に設定しているので、かなり汗をかきます。気持ちよくシェイプアップできますよ。

高見さんはトレーニング経験ありということで、今回は中級者向けのメニューを行います。体幹強化系を中心に、少し難易度の高いポーズも楽しみながらチャレンジしていきますよ!」(aikoさん)

それでは Let’s Surf

ボードの立ち方

最初はボードの立ち方から。「目線が下がらないよう、正面を向いて下腹部を意識しながらまっすぐ立つんだって!」

ボードにまっすぐ立てるようになったら動きをつけていく。

「体幹を意識して片脚を上げ、そのまま波を掻くイメージで前後に脚を動かします。できれば腕も振ってみましょう」(aikoさん)

片脚を上げる高見さん

脚を上げると最初は左右にグラつく高見さん。「脚をこうやって… おっと、落ちないよう我慢、我慢!」

バランスがとれるようになってきた高見さん

次第にバランスがとれるようになってきた。「顔はすましているけど、これ無茶苦茶踏ん張ってますからね(笑)」

「高見さんはバランスの取り方がいい。流石です」とaikoさん。

まずはストレッチから!

ボードに乗る感覚を掴んだら、いよいよ音楽に合わせて45分間のエクササイズスタート。まずはストレッチメニューから。

肩甲骨のストレッチ

「バランスをとりながら肩甲骨をゆっくり動かします」

肩甲骨のストレッチ 2

「たまに左右にスイングしながら…」

腕まわし

「手で波を掻くイメージで腕まわし!」

上半身ほぐし

「肩の力を抜いて上半身をほぐしていきます」

ストレッチ 3

「こうしてゆらゆら揺られているの、気持ちいいな」

体側部のストレッチ

片脚をボードに置き姿勢を保ちながら体側部のストレッチ。「普通に床でやるよりもバランスを意識してます」

ハムストリングスや腸腰筋の伸ばし

「ハムストリングスや腸腰筋もしっかり伸ばします(足元グラグラ)」

基本的な動作もボード上だと、もっと効く!

続いてはボードに乗っての体幹強化エクササイズ。まずは横乗り姿勢からの片脚を前に上げ、そのまま開いて四股を踏むような動き。これが地味に難しい。まずはaikoさんのお手本から。

基本動作①
aikoさん 基本動作のレクチャー 1

ボードの上に片脚立ちになり、膝をスッと前へ。手は腰。

aikoさん 基本動作のレクチャー 2

そのまま上げた脚を後ろに引く。体幹を使って立てていると姿勢がブレない。

基本動作②
パドリング

サーフボードといえばパドリング。両手で波を掻くときも体幹を意識するのが大事。

基本動作に挑戦する高見さん

「まずは片脚を上げて…。わ、プルプル震える(笑)」

着地

よいしょっと着地。「これ、結構体幹にキますよ」

基本動作1 反対側

次は反対側。「思い切りお腹の下あたりに力入れてます!」

基本動作1 両手を広げる

「波に乗るイメージで両手を広げて…」

左右にワン・ツー

左右にワン・ツー

内転筋に効く

「むっちゃ内転筋に効いてるし足元グラグラ!(笑)」

ボードの上で姿勢を入れ替えながら体重移動や左右の脚の上げ下げを繰り返す。写真だと簡単そうに見えるけど、何しろボードを支えるのは3つのバランスボール。少し気を抜けば転倒必至。

高見さんは体幹と内転筋ふくらはぎの筋肉を総動員してバランスをとっているのだ。

縦向きで左右の脚を上げ下げ

今後は縦向きで左右の脚を上げ下げ。「aikoさんは余裕の表情だけど私は必死です!」

片脚を上げて…

「片脚を上げて…」

後ろに伸ばす

「後ろに伸ばす!」

バランスを崩す高見さん

「おーっとっとっと」

体幹をバッキバキに使うハードなメニューへ

続いては四つ這い姿勢に。サーフィンだとパドリングの練習…だけど、中級者レベルゆえ尚もハードめのトレーニングが続く。

ドルフィンスルーの動き

「四つ這いから片脚を高く上げて… これはドルフィンスルーの動き!」

バランスを崩してボードから落下

バランスを崩してボードから落下!「うわ~、悔しい!」

両手を上げてのスクワット

両手を上げてのスクワット。「見た目より全然大変なんですよ~!」

少し息を整えて、まだまだ続きます。

片脚立ちで上体倒し

片脚立ちで上体倒し。「バランスいいでしょ?」

上下運動

上下運動。ボードとカラダの一体感!

パドリング・スタイル

もう一度うつ伏せに。パドリング・スタイル。

肘つきプランク姿勢で脚を上げ下げ

肘つきプランク姿勢で脚を上げ下げ。「地味にキツい~」

不安定なボードの上でのプランクは大変

「普通のプランク…に見えるけどこれ不安定なボードの上ですから!」

バテ気味の高見さん

「バテた~。これむっちゃ効きますね!」

プランク姿勢で脚を上下させたり、片脚を上げっぱなしでキープしたり。まさに体幹をバッキバキに使うエクササイズ。派手な動きはないが、高見さんの表情と汗の量から効果のほどがわかる。

終盤戦・体幹フル動員で踏ん張る

ボードの上にあお向けに座る

ボードの上にあお向けに座り…。

お腹の力で両足を引く

お腹の力でグッ!と両足を引いて~

伸ばす

伸ばす!

動きが早くなると大変

「動きが早くなると大変~」

斜めに伸ばす

「斜めに伸ばすのもむっちゃ効く!」

落ちそうになる高見さん

「う~ 落ちそう!」

耐え抜いた高見さん

「耐えた~」

回旋動作の次は?

回旋動作の次は…?

腕を広げて深呼吸

腕を広げて深呼吸。

左右に倒してストレッチ

左右に倒してストレッチ。

ヨガライクなポーズでフィニッシュ

ラストはヨガライクなポーズでフィニッシュ!

これにて終了

これにて終了!「マジでハードだった~~」

「今までで一番ハードだった」

ラストの方はボードから落ちまいと踏ん張っていた高見さん。今回はどうでした? 

「むっちゃキツかった!(笑)今までのチャレンジで一番ハードだったと思います。ボードの上で足を上げたり伸ばしたりするのがあんなにしんどいとは思わなかったし、体幹をバッキバキに使いました! 

いろんな動きをやりましたけど、足元のボードがずっとグラグラしていて、それに耐えるのが精いっぱい。普段いかに体幹を使えていないかがわかりました。

aikoさんの動きを見ているとボードが全然動かないんですもん! 私はそれだけカラダの外側の筋肉に頼っているんだなあって」

aikoさんと高見さん

「後ろからaikoさんを見ているとボードがほとんど揺れない。無茶苦茶体幹強いです!」(高見さん)

「ボードにまっすぐ立つのは出来ても、少し動きが加わると最初はどうしても下半身で姿勢を支えようとするので、不安定になってしまうんです。

サーフフィットネスで一番意識してほしいのは下腹部。どんなポジションでもこのあたりを使ってカラダを支えられればブレなくなりますし、次第に姿勢に応じて体幹まわりの細かい筋肉も使えるようになり、体幹強化はもちろんカラダのラインがシュッとしてくるんです。

高見さんは、初めてにしては中級者向けのメニューによくついてこれたと思います。何度かやってみて、より体幹が使えるようになったらもっとスムーズに動けるはず。今日は下半身の筋肉をたくさん使ったと思うのでしっかりマッサージしてくださいね」(aikoさん)

「ホント、全身バッキバキですよ~」と笑う高見さん。

 「揺れの中でカラダを支えて体幹を鍛えられるのは、サーフボードならではのエクササイズ。私たちのジムは女性専用ですが、全国のサーフフィットネス導入クラブの中には男性でもプログラムを受けられるクラブがありますので(サーフフィットスタジオ一覧を参照)、男性の方もぜひチャレンジしてみてくださいね」(aikoさん)

高見さんのチャレンジはまだまだ続く

トレーニングの奥深さを知った高見さん。チャレンジはまだまだ続きます!

INFORNATION(2023.12.27追記)

本記事で伺った「Surf Fit池袋店」は2023年12月29日をもって閉店となります。現在は銀座本店・梅田店の2店舗で体験できます。

  • Surf Fit 銀座本店
  • 住所:東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス8階
  • 営業時間
    • ⽕・水・⾦曜:9:30〜22:00

    • 木曜:17:30〜22:00

    • 土曜・祝日:9:30〜19:00

    • 日曜:9:30〜16:30


  • トライアルレッスン(初めての方限定1回限り)500
  • 入会金5,500円、登録料5,500円、施設利用料2,530
  • マンスリー4メンバー(月4回レッスン受講可能)13,420
  • マンスリーフルメンバー(毎日1レッスン受講可能)16,170円、ほかコースあり。

※全店女性限定となります。

https://surffit.jp

取材・文/黒田創 撮影/大内香織

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