【レシピ】クンパッポンカリーで交感神経を刺激する|自律神経ランチ術
昼のタイミングでも自律神経を意識することは大切。ランチでうまく気分転換をしつつ、集中力をキープしたい。今回は交感神経を刺激する「クンパッポンカリー」のレシピを紹介。
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 料理製作・スタイリング/河村玲子(管理栄養士)
初出『Tarzan』No.821・2021年10月7日発売
スパイスで頭を目覚めさせる
とてつもなく辛いものを食べると、カラダがカーッと熱くなり額から汗がダラダラ心臓バクバク状態になる。
これは唐辛子に含まれる辛味成分、カプサイシンがもたらす身体反応。カプサイシンの辛味刺激を脳が感知し、交感神経を介して熱を作り出す褐色脂肪細胞を活性化させるという。そこで、いまひとつ気合が入らない日のランチはチリパウダー入りのカレーでマイルドに交感神経をブースト。
ちなみに「クン」はタイ語でエビ、「パッ」は炒める、「ポンカリー」はカレー粉のこと。ぐつぐつ煮るというよりサッと炒めるカレーなので手間いらず。リモートワーク時の自炊ランチでぜひ挑戦を。
外食で食べるなら…
カレーうどん、担々麺、麻婆豆腐、スンドゥブチゲ など
クンパッポンカリー
材料(1人分)
- エビ(冷凍)…6尾
- パプリカ…1/8個
- セロリ…1/4本
- 青ネギ…1本
- ニンニク…1/2片
- A
- カレー粉…小さじ1
- オイスターソース…大さじ1
- 砂糖、ラー油…各小さじ1
- 片栗粉…小さじ1/2
- B
- 卵…1個
- 牛乳…大さじ3
- ごはん…適量
- パクチー…好みで
作り方
- エビは解凍する。パプリカは細切り、セロリは斜め切りにする。ニンニクはみじん切り、青ネギは3cmに切る。
- 小さめのボウルにAを入れてよく混ぜ、均一になったらBも加えてよく混ぜる。
- フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、ニンニクを加えて香りを出す。
- 3に1のエビと野菜を入れて炒める。
- 火が通ったら、2で合わせた調味液を入れてふんわりとなるよう火を通す。
- ごはんとともに器に盛り付け、パクチーを乗せる。