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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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読者投票で選ばれたフィットネスジェーンこと高見奈央さん。第7回のチャレンジは、トランポリンエクササイズ専用スタジオ〈jump one(ジャンプワン)〉です。
目次
トランポリンと言えば手軽にできる全身運動ということで近年注目のエクササイズ。家庭用のミニトランポリンも売れ行き好調だそう。
「そういえば実家の母も少し前にトランポリンを買ったみたいで、少し気になっていたんですよ~」と高見さん。という訳で今回訪れたのは、東京・銀座にあるトランポリンエクササイズができる〈jump one〉のスタジオ。
スタジオに入るなり「わ~!すごいトランポリンの数!」と目を見張る高見さん。何せここは日本初のトランポリン専門スタジオ。
広いスタジオには30台ものトランポリンが並んでいて、大柄な人から小柄な人まで、人ひとりが飛び跳ねるのにジャストサイズ。柔らかいマットなので関節への負荷が少なく、バランスよく筋肉を鍛えられるのだ。
トランポリンはハンドバー付き。多少バランスを崩しても、しっかりと跳び続けられる。「ドリンクホルダーもあるので水分補給も安心ですね」
「今日はよろしくお願いしまーす!」と登場したのは今日のインストラクター、Nozomiさん。
「プログラムは1回45分間ですが、最大でランニングの1.7倍、450kcalから800kcalも消費できてしまうのが〈jump one〉の魅力。もし途中でついていけなくなっても安心を。バーを掴みながらその場でジャンプしてくれれば、それだけで立派なエクササイズになります!」。
ジャンプのレクチャーからスタート。まずは基本の跳び方から。
「足は腰幅に開いて、つま先は正面。お腹に力を入れ、頭の位置を変えずに、腰から下だけを動かすイメージで軽く弾んでみてください」(Nozomiさん)。
お次は足を閉じ、手の平を合わせてのジャンプ。
続いては両手両足を開く→閉じるを繰り返しながらのジャンプ。さらにツイストジャンプと、徐々に動きのバリエーションをつけていくのだ。
実際のプログラムでは、ここで紹介したジャンプのほかにも、さまざまなアレンジが加わる。カラダだけでなくアタマも刺激されて、飽きている暇がない45分間を疾走できるのだ。
基本のレクチャーが終了したころには、早くもうっすら汗をかいている高見さん。
「プログラム中はこれ以上に汗をかくので頻繁に給水して、ハンドバーにタオルをかけておくのも忘れずに。途中でしんどくなったらとりあえず跳び続けてくださいね」(Nozomiさん)
下半身をしっかりストレッチして深呼吸したら、スタジオ内がパッと暗転。いよいよ45分間のプログラム、スタート!
次々と動きを変えながらずっと跳びっぱなしのプログラム。割としんどい、だけど、ピョンピョン跳ねる楽しさが勝っちゃうのがトランポリンの魅力。高見さんもずっと笑顔、笑顔である。
初体験の動きの連続で思わず笑みがこぼれる。「楽しいけど、Nozomiさんの、動きに、合わせるのに、必死です!」と言いつつしっかりとリズムに遅れずに跳べている高見さん。
続いて用意された0.5kgのダンベル2つを両手に。まさか、トランポリンでダンベルトレーニング!? 0.5kgとはいえ、これを持って動き続けなければならない。
「フワフワしたトランポリンの上でアームカールや上下運動、左右に開く動きを連続して行います。リズムに乗りながら上半身を引き締めていきましょう!」(Nozomiさん)
ダンベルトレーニングの後は、軽いステップで心拍数を落ち着かせて息を整える。下半身はゆっくりなテンポの中でも、トランポリンの弾む反動に負けずに体幹を意識することがポイントだ。
さあここからはラストスパート。次第にステップが大きくなり、全身を使って跳ぶ、そして跳ねまくる。一気にいきます!
45分間跳びっぱなしだった高見さん。まずは感想を!
「途中のダンベルと、最後のどんどんステップが大きくなるあたりでくじけそうになりました(笑)。尋常じゃないくらい汗かいたし、正直トランポリンってこんなにいろんな動きができるんだ…って驚きましたね。」
「でも床でのエクササイズと違ってずっとピョンピョン跳び続けているから、しんどくても“頑張らなきゃ”と音楽に合わせてカラダが動いてくれるんですよ。
私、昔膝を痛めたことがあるんですけど、トランポリンだと床の衝撃がない分、ずっとジャンプしてても膝が気にならないし、意識せずとも弾んでくれるから下半身に力をこめる必要がない。それもいいなって」
Nozomiさんから見て高見さんはどうでしたか?
「今日は初心者向けではなく少しハードめのメニューでかなりの運動量でしたが、高見さんはしっかりついてきてくれました。お見事です!
トランポリンの魅力はカラダに負荷をかけずに床ではできない動作をたくさんできて、その分しっかり汗をかけてカロリーを消費できる点。筋力がなくてもカラダが跳ねるので、それだけで全身運動になるんです」
「疲れずに跳ぶポイントは体幹の強さ。これは続けていれば動きの中で自然と体幹を意識できるようになるはず。高見さんも何度かやればよりブレの少ない、きれいな跳び方になると思いますよ」
さまざまなエクササイズがある中で、トランポリンのように上下方向に動くものはあまりない、とも。
「大抵の運動は水平方向の動き。でもトランポリンは日常動作でもあまり行わない上下の動きで、カラダのリフレッシュにもなります。ダイエット効果もすごくて、私はインストラクターになって体重8kg、体脂肪率は10%減りました(笑)」
「じゃあ年齢や性別、体力や筋力関係なくオススメですね。とにかく終わった後の爽快感が半端ないので皆さんに味わってほしい!」と高見さん。
終わった後は施設内のプロテインスタンドへ。特製プロテイン(600円)でタンパク質とビタミンをチャージ。カラダもココロもリフレッシュ!
今回のエクササイズは〈jump one Ginza.4〉にて。
ほか全国に12店舗あり。トライアルレッスンはクレジット決済3,300円、現金決済3,850円。メンバープランは月4回通え「jumpPASS_04」が月額14,080円、月30回通える「jumpPASS_30」が月額18,480円など。
https://www.jumpone.jp
取材・文/黒田創 撮影/角戸菜摘