“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:マントヴァ風サンドイッチ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さんに教えてもらった「マントヴァ風サンドイッチ」。
photos:Chihiro Oshima text:Noriko Ozawa nutrition supervision:<a href="/author/reiko_kawamura/">Reiko Kawamura</a>
初出『Tarzan』No.819・2021年9月22日発売
村山太一さん
教えてくれた人
〈レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さん/渡伊中、3つ星店〈ダル・ペスカトーレ〉で副料理長に抜擢。帰国後、現店を開店し、10年連続で1つ星を獲得。ほかにレストランプロデュース、著書執筆など多彩に活躍。
週6でガチの筋トレを行う〈レストラン ラッセ〉の村山太一さんに教わる、トレーニー用に高タンパクにアレンジしたイタリアン。
タラを挟んだサンドイッチは、ケッパーやアンチョビ、パセリなどを合わせたソースがポイント。
「イタリアにいたときの店がある、マントヴァ地方で魚によく使うソースです。エビやタコにも合うのでいろいろ試してみてください」
マントヴァ風サンドイッチ
材料(2人分)
- タラ切り身(白身魚なら何でも)…2切れ(200g程度)
- 黒オリーブ(半分に切る)…5個
- ミニトマト(半分に切る)…5個
- 酢漬けケッパー(細かく刻む)…10粒
- イタリアンパセリ(みじん切り)…大さじ1
- アンチョビ(みじん切り)…1本(チューブタイプなら2cm程度)
- EXVオリーブ油…大さじ1
- 塩…適量
- オリーブ油…少々
- フリルレタス(レタスなら何でも)…4枚
- コッペパン…2個
作り方
- ボウルに黒オリーブ、ミニトマト、ケッパー、イタリアンパセリ、アンチョビ、EXVオリーブオイル、塩1つまみを入れて和える。
- タラの両面に軽く塩を振り、食べやすい大きさに切る。フライパンにオリーブ油をひき、両面に焼き色がつくまで中火でしっかり火を通す。
- 真ん中に切れ目を入れたコッペパンに、洗って水気を取ったレタス、2を挟み、1をかける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
サカナ界の鶏胸肉的存在がタラ。高タンパクなうえ、脂質がほとんど含まれません。淡泊な味わいも洋風料理との相性抜群。低脂肪な魚&調理にオリーブ油など質の良い油を使う組み合わせは他の料理にも応用したいもの! (管理栄養士 河村玲子さん)
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