「最低限これだけは!」という自宅トレ2種目。
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肩がガチガチなら、肩甲骨ほぐし。
「大胸筋の中央」を深掘りするトレーニング。
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“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:牛肉のバルサミコマリネ

自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さんに教えてもらった「牛肉のバルサミコマリネ」。

村山太一さん

教えてくれた人

レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さん/渡伊中、3つ星店〈ダル・ペスカトーレ〉で副料理長に抜擢。帰国後、現店を開店し、10年連続で1つ星を獲得。ほかにレストランプロデュース、著書執筆など多彩に活躍。

週6でガチの筋トレを行う〈レストラン ラッセ〉の村山太一さんに教わる、トレーニー用に高タンパクにアレンジしたイタリアン。

「パスタの具の牛肉はもも肉か赤身肉を。イタリアで欠かせない基本調味料のバルサミコ酢を使ったタレをかけると、レンチンするだけでもイタリアンそのものに」

牛肉のバルサミコマリネ

牛肉のバルサミコマリネ

※栄養成分は1人分で計算

材料(2人分)

  • 牛もも薄切り肉(もしくは赤身肉でも)…200g
  • ズッキーニ(5mm程度の半月切り)…140g
  • EXVオリーブ油…大さじ1
  • 塩…少々
  • コショウ…1つまみ
  • 茹でたショートパスタ(オレキエッティ)…120g
  • A
    • バルサミコ酢…1/2カップ
    • 醤油…1/2カップ
    • 砂糖…50g

    ※今回、Aの甘酢ダレのみ、作りやすい分量(5〜6人分・出来上がり250g)で作っています。

    作り方

    1. 甘酢ダレは作りやすい分量で作っておく。鍋にAを入れ、とろっとするまで中火にかける。
    2. ボウルに牛肉を入れ、塩とコショウを振り軽く和える。
    3. 耐熱容器に2を入れ均等に広げ、1の甘酢ダレ大さじ3弱程度、EXVオリーブオイルをかける。ズッキーニを乗せる。
    4. 3にラップをかけ、電子レンジ(500W)で5分ほど、牛肉に火が通って色が変わるまで加熱する。
    5. 器に茹でたショートパスタ、4を盛り付ける。

    ポイント

    牛肉のバルサミコマリネ

    電子レンジで調理できる気軽さ。耐熱容器には、肉、ズッキーニの順で重ねよう。

    栄養ポイントはココ!

    牛肉はタンパク質に加え、持久力アップや抗酸化に働くカルノシンも豊富。もも肉のチョイスのコツは、脂の甘みも楽しみたい時は和牛、減量中はさらに脂質が少なくアミノ酸の旨味が詰まった輸入牛、というように。(管理栄養士 河村玲子さん)

    photos:Chihiro Oshima text:Noriko Ozawa nutrition supervision:Reiko Kawamura

    初出『Tarzan』No.819・2021年9月22日発売

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