“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:サバのカルピオーネ丼
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さんに教えてもらった「サバのカルピオーネ丼」。
photos:Chihiro Oshima text:Noriko Ozawa nutrition supervision:Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.818・2021年9月9日発売
村山太一さん
教えてくれた人
〈レストラン ラッセ〉オーナーシェフ・村山太一さん/渡伊中、3つ星店〈ダル・ペスカトーレ〉で副料理長に抜擢。帰国後、現店を開店し、10年連続で1つ星を獲得。ほかにレストランプロデュース、著書執筆など多彩に活躍。
陸上競技や極真空手の経験者で、2年前から自宅にベンチを置き、週6の家トレで鍛える〈レストラン ラッセ〉の村山太一さん。
「イタリアの店にいた時のまかないをトレーニー用にアレンジしました。オリーブ油は控えめですが、現地の味を楽しめます」
カルピオーネ(南蛮漬け)のサバは揚げず、フライパンでソテー。
「甘酢ダレはあとからかけるだけ。しらすと一緒にご飯に乗せて洋風丼にすれば1品で満足できます」
サバのカルピオーネ丼
材料(1人分)
- サバ半身…1枚
- マッシュルーム(薄切り)…2個
- しらす干し…10g
- 塩…少々
- オリーブ油…小さじ1
- ご飯…100g
- 【A】
- 白ワインビネガー…大さじ2
- 水…大さじ2
- 砂糖…大さじ1弱
- 赤玉ネギ(薄切り)…70g
作り方
- 甘酢ダレは作りやすい分量で作っておく。鍋にAを入れ、中火でひと煮立ちさせたら冷ます。
- サバの両面に軽く塩を振る。フライパンにオリーブ油をひき弱火で3分半ほど焼いたらひっくり返し、もう片面も3分半ほど焼く。マッシュルームを加えてサッと炒める。
- 2のサバを食べやすいサイズに切る。
- 器にご飯を盛る。その上にしらす干し、3、2のマッシュルーム、1の赤玉ネギ20gを乗せ、甘酢ダレ大さじ1程度をかける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
この丼は、減量筋トレ民にもおすすめです。低糖質&高タンパク質に加え、サバに多い良質な油のオメガ3も摂れ、まさにパーフェクトメニュー。サバやしらすには骨や筋肉を強くする働きがあるビタミンDも豊富です。(管理栄養士・河村玲子さん)