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【棚橋弘至・連載】第5回:減量70日目の誤算。痩せぬ棚橋の皮算用

©️新日本プロレス

新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至が綴る、大胸筋のように厚く、起立筋の溝のように深い筋肉コラム。第5回のテーマは「ダイエットと意思」について。

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残り30日。厄介なお腹周り。

8月に突入し、5月からスタートしているダイエット計画「100日後に仕上がる棚橋」も残すところ30日となりました。

…が、理想としているイメージに追いついていないのが現状です。過去最長期間を設定したのですが、その期間が長いゆえに「まだ大丈夫っしょ!」という油断が生まれ、緩やかな、否、超緩やかな下降線を描きながら、現在70日目に至ってしまったのです。

残り約1か月。減量プランを練り直すべきか!?それとも、このまま食事制限を厳しくしていくべきか!?諦めてスイーツ食べまくるか!?さぁ、棚橋の選択は如何に!?

まぁ、それでも減量開始前に比べると、顔まわりがスッキリしてきたのも感じています。ただ、なかなか落ちてくれないのが、やはりお腹周りですね。

人体の脂肪のつき方は、まず脂肪の厚い部分に蓄積されるのですが、一方、脂肪が落ちるときは、脂肪の薄い部分から減り始めるという厄介な傾向があるのです。

つまり、1番最初につくお腹周りの脂肪は1番最後に落ちるということなのです。くぅ〜。いったい、どうしたらいいんだぁぁぁー!!

慌てふためいても、残された日数は30日。集中するしかない。そう。最初に100日を設定したのには理由があるからです。9月初めに、ビッグマッチのメットライフドーム2連戦

そして、ほどなく、新日本プロレス最大のシリーズ「G1 CLIMAX」が始まるからです。ここにアジャストしておけば、恐らくあるだろう、年始の東京ドーム大会にも、余裕を持って調整していける、という「痩せぬ棚橋の皮算用」があったのです。

しかしながら、現状は厳しい。もう一度、気合を入れて、決意は固めなければ。ダイエットは始めたときの決意の強さに比例しますからね。なんとなく始めても、なんとなく終わってしまうことが多いのです。

基本に忠実な棚橋メソッド。

話を戻して。しっかりと仕上がったカラダが完成すれば、自然とファンの方からの期待感も上がると思うし、何よりビジュアルを自信に変えて闘う傾向がある僕には、確かなプラスがあるのです。

現在、やっている減量は基本的には油抜きのダイエットと炭水化物を減らしての摂取カロリー調整。残り30日のプランとしては、多少、筋量を犠牲にしても体脂肪を減らしていく事を重視してみようかと思っています。

パワーだけは落ちないように、扱うウエイトの重さは意地でも減らさないようにしますね。

様々なトレーニング動画やダイエット動画をYouTubeで観て、勉強をしていますが、色んなやり方があって迷いますね。どれも効果があって、正解だと思うのですが、少しばかり「棚橋メソッド」を紹介させていただきますね。

…と、言いましたが、そんなにオリジナリティーはないのです。

基本としては、食事は朝6時に朝食。10時にプロテイン。12時に昼食。3時にプロテイン。夕方6時に晩ごはん。寝る前にプロテインかアミノ酸。

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棚橋選手の食事例
食事例 詳しくは公式ブログにも!
棚橋選手の食事例
食事例 詳しくは公式ブログにも!

こんな感じです。つまり、朝起きるまでの12時間は固形物は取らないやり方ですね。ただ、これね。夜中無茶苦茶、お腹が空きます。お腹が空いて夜中に起きます(逆効果)。

あと水分は、普段より多めに摂ること。練習は時間があれば朝と夜の2回。そうする事によって、一日中、体脂肪が燃え続ける事を期待しているのですが…果たして!?

完成したら、#拡散希望。

過去の棚橋ボディ遍歴を思い返してみても、やはりカラダの仕上がりとリング上の活躍は正比例する傾向があります。特に僕が覚えているのが、2011年ですね。IWGPのチャンピオンとして1年間で11回連続防衛をした年ですね。

ペースとしては、月一回、防衛戦があり、体力的にはキツかったのですが、「新日本プロレスを盛り上げるのはオレしかいねぇ」と、気が張っていたのもありコンディションは常に仕上がっていました。腹筋の溝の深さにも安定感がありました(泣)。

その1番よいときから10年が経ち、現在、44歳。30代の頃とは違うアプローチで、逸材ボディを目指してみますね。完成した暁には、あらゆるSNSで、これでもかというほど、拡散します(笑)。#拡散希望

僕が尊敬する藤波辰爾さんも、最後にIWGPを戴冠したのが44歳でした。そのときの試合を(1999年4月4日 東京ドーム)、僕は花道沿いの客席から応援していました。現在。あのときの藤波さんと同じ44歳。もう一度、頂点を目指して頑張ります!

よーし!ダイエット計画残り30日! 棚橋一世一代の限界調整。とくとご覧あれ!

棚橋弘至

たなはし・ひろし/1976年生まれ。新日本プロレス所属。立命館大学法学部卒業後、1999年デビュー。低迷期にあった同団体をV字回復に導き、昨今のプロレスブームをリング内外の活動で支える。

本連載『モテ筋肉でいいじゃないか』は毎月・第2金曜日に公開予定。次回は、2021年9月10日に公開予定です。

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