Tombo Systemsが座ったままウォーキングができる《The Tomboスタンド》を2021年6月26日に発売した。
これは、アメリカのジェイムス・A・レヴィン医師が提唱する無意識にカロリー消費できるNEAT (非運動性活動熱産生)トレーニングの考えにのっとり設計された、5時間のデスクワーク中に30分のウォーキング相当のカロリー消費ができる《TOMBO》の後継品。
両足を各フットパッドに置き、座った状態でバランスを取るように足を動かすことで約100の筋肉が刺激されカラダ全体の血流が改善されるという。筋力低下を防ぎ、足の浮腫改善にも役立つ。
足をブラつかせていては、勉強でも仕事でも真剣味が足りないなど精神論をぶちたくなるかもしれない。が、アメリカで最も優れた病院とされ、歴代のアメリカ大統領も訪れる「メイヨークリニック」の研究では《The Tombo》での動きにより注意力が散漫になることはなく、集中力が高まることが証明されたという。
むしろ脳に酸素が届き集中力がアップし、生産性の向上も期待できるとか。足をぶらぶらさせるのはリラックスもでき、いい考えも浮かぼうというものだ。
オーストラリア・シドニー大学が行った22万人規模の調査では1日11時間以上座る人は、死亡リスクが40%高まることがわかっている。他にもクイーンズランド大学では1時間座ったままテレビを見ると寿命が22分縮んでしまうなんて研究結果も。
座りすぎは糖尿病、心臓病、がんなどの発症リスクを高めるとされ、1時間につき5分程度の立位や運動を行うことが推奨されている。現在、日本人成人の一日の総座位時間は平均8~9時間で、先進国上位20か国中最長。それでいて寝不足でもワーストとなっているのだから、今やかけ声は“頑張るな! ニッポン”と言えるかもしれない。
とはいえ、リモートワークなど今ならではの生活スタイルからして仕方のない部分もある。お医者さんだって座りっぱなしだ。ならば“座ったままウォーキング”に腰を据えて取り組んでみようではないか。
INFORMATION
Tombo Systems
tel:03-3527-2979(月曜日〜金曜日10時〜17時)
mail:info@thetombo.co.jp