“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:自家製カツオのたたき
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は件・川辺輝明さんに教えてもらった「自家製カツオのたたき」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: <a href="/tags/reiko_kawamura/">Reiko Kawamura</a>
初出『Tarzan』No.811・2021年5月27日発売
教えてくれた人
鍛える料理人が提案! 和食居酒屋の店主、川辺輝明さんによる筋肉が喜ぶレシピは、高タンパクな酒の肴。まずはカツオをサクで買い、たたき作りに挑戦。
「料理用ガスバーナーか、金串に刺してコンロで炙るのが理想だけど、フライパンで簡単にサッと焼くだけでも香ばしくなります」
ドレッシングは、柚子胡椒がピリッと効いたスパイシーポン酢で。
「これ店の賄いでも大活躍。刺し身、サラダと何にでも合います」
自家製カツオのたたき スパイシーポン酢
【材料:1人分】
- 生カツオ…1サク(約180g)※サクがなければ、刺し身用カツオのたたきで。
- 新玉ネギ…1/8個
- 水菜…4本
- 塩…適量
- 【A】
- ポン酢…大さじ2弱
- エクストラバージンオリーブ油…大さじ1弱
- 柚子胡椒…小さじ1/2
- 【B】
- 刻みミョウガ…2つまみ
- エシャレット…1つまみ
- 大葉1つまみ
【作り方】
- 玉ネギは薄切りにし、空気に触れるように広げてしばらく置く。水菜はザク切りにする。
- スパイシーポン酢の材料(A)を、スプーンなどで混ぜ合わせる。
- 生カツオの両面に塩を振る。フライパンを強火で十分に温めたら油はひかず、生カツオをサクのまま乗せ、両面にサッと火を通す。冷めたら切り分ける。
- 皿に1の野菜、3のカツオ、薬味(B)を盛り付ける。2を別器で添える。
【ポイント】
栄養ポイントはココ!
春の初ガツオは、秋のカツオより低脂質で筋トレ民に◎。血合いには鉄分たっぷり。新玉ネギは辛味が少ないですが、辛味を抜きたいときは水でなく空気に15分以上さらして。血液サラサラ成分の硫化アリルが流失しません。(管理栄養士 河村玲子さん)