“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:鶏むね肉のサラダチキン
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はターブルOGINO・荻野伸也さんに教えてもらった「鶏むね肉のサラダチキン」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: <a href="/tags/reiko_kawamura/">Reiko Kawamura</a>
初出『Tarzan』No.809・2021年4月22日発売
教えてくれた人
鍛える料理人に、筋肉をつけたいときのレシピを教わるこの連載。今回は、トレーニーがこよなく愛するサラダチキン。
「超簡単です。塩で揉んで水から茹でて、沸騰したら火を止めて放置するだけ。練習前に仕込んでおけば帰宅してすぐ食べられます」(荻野伸也さん)
さらにフレーバーをまぶし薄切りにし、トマトとチーズを挟めばカプレーゼ風オシャレ前菜に変身。
鶏むね肉のサラダチキン
ミックスハーブ味、チリパウダー味
【材料:2人分(作り置きのため)】
- 鶏むね肉(皮なし) …1枚(270g)
- 塩…手で4つまみ
- おろしニンニク(チューブタイプ)…小さじ1弱(4g)
- ハーブミックス(バジル、パセリ、ブラックペッパーなど好みで)…小さじ2(2g)
- チリパウダー…小さじ2(2g)
- スライスチーズ(食べやすい大きさに切る)…2枚
- トマト(中)(薄切りにする)…1個
【作り方】
- 鶏むね肉は半分に切る。火が入りやすいように、フォークで両面を数か所刺す。
- 1.の肉の両面に塩を振り、手でぎゅっと握りながらなじませる。
- 鍋に2.の肉を並べて入れ、肉が水に浸かるよう多めに水(分量外)を注ぐ。
- 3.を中火にかけ、沸騰したら火を止めて放置し、余熱で火をゆっくり通す。冷めたら完成(今回汁は使用しないが、捨てずに汁物の出汁などに利用を)。
- ボウルに入れた4.の肉半分に、ニンニク、ハーブミックスを加えなじませる。別ボウルに入れた残りの肉にチリパウダーを加え、同様になじませる。
- 5のそれぞれの肉の半量(1人分)を薄切りにし、トマト、チーズを挟みながら皿に盛り付ける(残りのサラダチキンは冷蔵で3〜4日保存可)。
【ポイント】
栄養ポイントはココ!
鶏むね肉にチーズも添えると、栄養的にも利点が。カルシウムが不足すると体脂肪増の可能性があるとの報告があり、タンパク質とともにカルシウムも摂取を。スライスチーズ1枚で、日本人に不足しがちな量を補えます。(管理栄養士 河村玲子さん)