• 【私の名品】星野リゾート 代表・星野佳路のスキー板&靴下
COLUMN
2021.06.11

【私の名品】星野リゾート 代表・星野佳路のスキー板&靴下

星野佳路(ほしの・よしはる)/1960年生まれ。1991年、星野温泉(現在の星野リゾート)社長に就任。〈星のや〉〈リゾナーレ〉〈界〉〈OMO〉〈BEB〉を中心に国内外46か所のホテル・旅館を手がける。大のスキー好きで、年間60日滑走が目標。

あのアスリート、著名人たちに聞いたフィットネス&アウトドアにまつわる私的な名品。今回話を伺ったのは、星野リゾート 代表・星野佳路さん。

その土地の食材を味わうように、その土地のものづくりにも触れたい。

実は今、世界的に日本の雪山が注目されていて、呼応するように各地でその雪山専用のスキー板ができています。ご当地食材ならぬ、ご当地板とでも言いましょうか。その一つがこの〈FIELD EARTH〉

旭川のブランドで、北海道東部のパウダー状の雪に合わせて設計された板です。滑り心地もさることながら、私が魅了されているのはコンセプト。日本の雪に合った板を日本のメーカーが作っていることが本当に素晴らしい。旅行で地の食材や酒を楽しむように、私はその土地の雪とそれに合う板を楽しんでいます。

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FIELD EARTHのスキー板

FIELD EARTHのスキー板
163,900円、問い合わせ先/FIELD EARTH fieldearthinfo@bayon-creative.com

北海道・旭川を拠点としたスノーブランド。愛用モデルは《FIELD EARTH V7》。「こんな形状のスキー板は今まで見たことないです」と星野代表も語る、ノーズ(先端)部分と真逆に彎曲したテール(後端)部分が特徴。これにより、雪面の流動をアクティブにコントロールすることが可能に。

YAMAtuneの靴下

YAMAtuneの靴下
2,420円、問い合わせ先/YAMAtune 大雪山店 tel. 0166-74-6388。

昭和38年創業のニット製品製造会社〈ヤマツネ〉が2014年に立ち上げた靴下専門ブランド。写真は《Medium Arch Crew/Crew Length》。足底前・後部に分割した2重構造のサポーターが足裏に掛かる衝撃を吸収・分散し、長時間の運動をサポートする。素材には防縮メリノウールを採用し、常にフィット感をキープ。

〈YAMAtune〉も北海道のブランドで、スキーの時はいつもこれ。弊社の〈OMO7旭川〉というホテルで見つけました。OMO7旭川は都市観光がテーマ、その取り組みの一つとしてロビーの仮設店舗に地元のお店に来てもらっています。

そこで偶然知ったのがこの靴下。FIELD EARTHとも重なりますが、地元の人が地元で開発しているのが面白いと思い2年前から愛用しています。機能面では、フィット感が抜群。ぶかぶかせず、タイトに締め付けてくれます。それがスキーブーツを履いた時にちょうど良いのです。

私たち観光業の役割は地域に人を連れてくること。その人たちが地域独自のものづくりに触れて、それが活性化されたら、もっと日本は魅力的になると思います。その手助けができたら私は嬉しいですね。

取材・文/増田淳希 撮影/北尾渉 撮影協力/星野リゾート リゾナーレトマム

初出『Tarzan』No.808・2021年4月8日発売

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