肌に触れたときの凹凸感も心地いい〈Jil Sander+〉の《Yoga Mat》|フィットネスの新・名品図鑑
知識と審美眼を持つ7名のご意見番と、『ターザン』の編集・ライター陣がフィットネスの「新・名品」を選定! トレーニング器具をメインに、カラダの基礎を作るうえで欠かせないライフスタイル用品まで、幅広いジャンルの商品をピックアップ。今回紹介するのは、〈Jil Sander+〉の《Yoga Mat》。
photos: Yoshio Kato styling: Takeshi Toyoshima illustration: Yoshifumi Takeda text: Ryo Ishii, Fumihito Kouzu, Kyosuke Nitta, Keiichiro Miyata 新・名品選定委員会/荒金大典、井上健二、齊藤邦秀、土井地博、豊島猛、美才治真澄、三浦香織
初出『Tarzan』No.808・2021年4月8日発売
マイ・ヨガマットで自然にも気遣いを。
名品委員会へのヒアリングで分かったのが、皆さんけっこういいヨガマットを使っている、ということだ。そしてそこにかける熱量たるや。一度買えば数年間は使えるし、せっかくなら他人と差別化できて機能的なものを、というわけだ。
そしてこのたび激戦を潜り抜けて名品と相なったのがこれ。〈ジル サンダー+〉は19年秋冬シーズンからスタートした〈ジル サンダー〉の新コレクション。
環境に配慮した素材選びが特徴で、こちらのマットもジュート50%、ラバー50%という植物由来のエコフレンドリーな素材を使用。何より表面に表れたジュートの優しい表情は、ヨガマットであることを忘れさせる。
HOW TO USE:
ケースから出し大きく広げればOK。ヨガやピラティス、ストレッチなどを行う。
肌に触れたときの凹凸感も心地よく、一方裏面には強めのグリップパターンを採用しているので、ハードなフィットネスでも問題なし。さりげなくあしらわれたブランド名に気分も上がる。
ちなみに、これは買った人にしか分からないけど、キャンバス地の専用ケースもかなりお洒落なんですよ。